親鸞に学ぶ幸福論

「そんなにしてまでなぜ生きねばならないのか」はっきり示した、メールdeで学ぶ仏教教室です。無料メール講座が好評です。受講者4000人。

モンスターペアレントVSダメ教師

【正邪(1)】 親からの無理難題やクレームに悩む小学校の教師が増えています。 いわゆる「モンスターペアレント問題」ですね。 「うちの子と仲の良いあの子とあの子を一緒のクラスにしてくれ」 と迫ってくる親御さんもあるそうで、 それはできないと説明す…

実は恐ろしいのが、調子のいいとき

【順境と逆境(2)】 先回「沈んで屈するな」について話しました。 沈んでいる時、苦境に立たされた時は、 よけい自分で自分の首を絞めるようなことを思ったり、言ったり、やったりしてしまうので、 大変危険なときだと話をしました。 しかし実は沈んだとき…

逆境に打ち勝つための仏教の教え

【順境と逆境(1)】 『沈んで屈するな 浮かんでおごるな』という言葉があります。 人生には浮き沈みがありますが、 沈んだときにも、浮かんだときにも、それぞれの時に気をつけねばならないことがあります。 「沈んだ時」、苦しみ悩みが次々と襲いかかり、…

源氏物語、桐壺の歌に見る生死の一大事

【生死の一大事(2)】 『かぎりとて 別るる道の 悲しきに いかまほしきは 命なりけり』 源氏物語の主人公、光源氏の母である桐壺が、 三歳の幼子であった光源氏を遺し、病でこの世を旅立つときに遺した歌です。 (今日を限りと死出の山路に赴かねばならぬと…

死は直前まで本性を隠す。「生死の一大事」とは

【生死の一大事(1)】 東京都の病院で人工透析を中止し、死亡した患者が6年間で24人あったと報道され、物議を醸しました。 院長は「医師が積極的に透析見合わせの選択肢を示したことはない」、 「透析の再開を望む患者の意思に反して再開を行わなかった事実…

ベルグソンやユングを降霊術に迷わせたものとは

【迷信(1)】 19世紀のヨーロッパでは降霊術が大流行し、 ベルグソンやユングといった著名な学者も熱を上げたそうです。 なんで世界的な学者があんな怪しいオカルト儀式にはまったのか、 と首をかしげる人もあるかもしれませんが、 何もおかしなことでは…

悩み相談はAIに訊け

【布施(1)】 昨年あるAI(人工知能)が 経済、医療、社会など日本のあらゆるデータ30年分と、 15000人の生活を10年以上に渡って分析した追跡データを基に、 日本の未来予想をしたところ、その結果は衝撃的なものでした。 高齢化率が35%以上…

自利利他が人間関係を劇的に改善させる

【自利利他(2)】 先回から仏教の『自利利他』について話をしております。 『自利』とは自分の幸せ、『利他』とは他人の幸せ、 『自利利他』とは、自分が幸せになるままが人を幸せにすることになり、 人を幸せにするままが我が身の幸せになる、ということで…

大乗仏教の精神、自利利他をわかりやすく言うと

【自利利他(1)】 仏教に『自利利他』という言葉があります。 『利』とは「利益(りやく)」のことです。 今日、この言葉は「利益(りえき)」と読みますが、 仏教では「利益(りやく)」と読み、「幸せ」という意味です。 『自利』とは、自分が幸せになる…

ドラッカーの語る組織の目的とは

【煩悩(1)】 世の中には三通りの上司のタイプがいます。 1.部下の短所にも長所にも気付けぬタイプ、 2.部下の短所には気付くが、長所が見つけられないタイプ、 3.部下の長所と短所が分かるタイプ もちろん優秀な上司は、3番です。 言うまでもなく、人…

大乗仏教は初期仏教ではないという主張に

【大乗仏教(1)】 「テーラワーダ仏教」なる宗教団体は、 スマナサーラという僧侶を長老と仰ぐ、スリランカの上座部仏教宗派のある一派です。 日本を布教の拠点とし、 パーリ語で上座部仏教という意味の「テーラワーダ」を名乗っています。 そのテーラワー…

令和の世を迎えられなかった人たちに火宅無常の世界を憶う

【火宅無常の世界(1)】 『歎異抄』という日本の古典に、親鸞聖人が仰ったとされる『火宅無常の世界』という言葉があります。 家のひさしに火がつき、みるみるうちに障子やふすまが燃え、 家屋全体が火に包まれてしまうように、 私たちの生きているこの世は…

ピンピンコロリと若者の自殺(2)

【人身受け難し(2)】 先回から増加する青少年の自殺についてお話ししております。 ただでさえ少子化が進む日本で、国の宝である子供たちが みずから命を絶つ現状は放置できる問題ではなく、 文科省も種々の対策に乗り出していますが、 毎年「十分な対策と…

ピンピンコロリがいいという高齢者と若者の自殺

【人身受け難し(1)】 平成の30年間における自殺者推移は、 バブル崩壊で会社の倒産、リストラが相次いだ一時期と比べると、やや減少傾向にあります。 しかしこと青少年の自殺者に限ってデータを取れば、年々右肩上がりです。 今日の日本の死因のトップ3…

仏教の六大煩悩の一つ、慢心の実態とは

【慢(1)】 ある大企業の管理職以上を対象としたセクハラ研修の内容は衝撃的なものでした。 全員の席に手鏡が置かれていて、講師が開始直後に 「はい、鏡でご自分の顔を見て下さい」 「分かりますよね。若い女の子があなたに優しいのは上司だから。それ以外…

「老いる」という人生の実態を直視されたブッダ

【老苦(1)】 カピラ城に太子として生まれられたお釈迦さまが 出家される動機になったエピソードが『四門出遊(しもんしゅつゆう)』です。 『四門出遊』には、東の門を出られたシッダルタ太子(のちのお釈迦さま)が、 「老い」の実態に驚かれたエピソー…

親の死・最後の教育

【無常(1)】 「親の最後の教育」という言葉があります。 学校の教師、塾の講師、部活の先輩、会社の上司、友人、同僚、 私たちはさまざまな人からいろいろなことを学びますが、 なんといっても多くのことを学ぶのは親です。 人生のスタートから、食事のマ…

「それがどうした」って、それを言っちゃあ、おしめえだ

サッカーは相手のゴールポストにボールを手を使わずに入れることを目的とするスポーツです。 その目的に向かう限り、どのパスにも、どのドリブルにも意味があります。 しかし「ゴールポストにボールを入れたところで何になる?」と言い始めたら、 どんなスー…

不老不死になる方法はあるか、仏教の答えとは

【老死(1)】 強大な権力を手中にした権力者が最後に臨むのは「不老不死」だと言われます。 闘争に勝利して獲得してきた膨大な黄金と名声が、 我が身の死によって他者に取って代わられるのが耐えがたいのか、 いつまでも手放したくない、という強い執着が…

動物には心はあるのか、ないのか

【宗教(1)】 キリスト教では、神が人間に不滅の魂を与えた、と教えます。 不滅の魂を持っているのは人間のみで、動物は魂がない、と教えるキリスト教の世界観では、 動物の立ち位置は「エキストラ」であり、「人間の食物」です。 エホバの神は「動物を支…

イチローの引退記者会見に共感したと語る白鵬

【有無同然(1)】 イチローの引退の記者会見の感想を聞かれた横綱白鵬の言葉が印象的でした。 イチローの 「プロに入って最初の2年、1軍に行ったり来たりの時は結構楽しかった。 3年目で急に番付を上げられちゃって、そこから先はずっとしんどかった」 との…

為政者(権力者)の力を借りて仏法を広めようとするな、といわれた親鸞聖人

【為政者(1)】 米中覇権争いが宇宙、貿易、通信、資源、海洋等で勃発しています。 アメリカには、あの自国優先主義、力による横暴、 トランプ大統領自身に垣間見える人種差別意識など 好きになれない点が多々ありますが、 それ以上に今の中国に警戒してし…

一休禅師の言葉が深い

【旅人(4)】 仏教では人生を旅に譬えられますが、なぜ人生は旅なのか、 先回まで3回にわたって話をしてまいりました。 では人生という旅の目的は何でしょうか。 どこを目指しての旅なのでしょうか。 目的地はどこなのか。 まさにお釈迦さまが人間を旅人…

令和時代に向けて書いたブログと出会い・別れを繰り返す人生

新元号は「令和」になりました。 響きは近未来的です。 今後「令和の歌姫」「令和の怪物」といわれる人物も現われるんでしょうね。 厳しい寒さのあと、春の訪れを告げるように梅の花が咲く、 との意味があるとのことで、 3年前に書いた記事の内容とピタッと…

山あり谷ありの人生行路に思うこと

【旅人(2)】 お釈迦様はなぜ人生を旅に、人間を旅人に譬えられたのか、先回から話をしております。 先回は、昨日から今日、今日から明日へと、 移ろい変わっていく時間の流れの中を生きる人間の有様を旅に譬えられていると話しました。 今回も人生を旅に…

人生を旅に譬え、人間を旅人に譬えた仏教

【旅人(1)】 お釈迦様は人間を旅人に例えられています。 これはお釈迦様の専売特許ではなく、古今東西、多くの詩人によって、 人生は旅に例えられ、人間は旅人に例えられてきました。 今日でも多くの歌謡曲に、人生を旅、人間を旅人、に譬える歌詞がよく…

ゲノム編集ベビー・デザイナーベビーは人類の尊厳を問うのか

【人身受け難し(1)】 ゲノム編集による「デザイナーベビー」が現実化してきました。 すでに農業の分野では遺伝子の配列を書き換え、 生産性の高い品種を作り出す技術は一般化し、 この夏にもゲノム編集食品は店頭に並ぶ見通しと報道されています。 この技…

雑毒の善を説かれる龍樹菩薩(ナーガールジュナ)

【雑毒の善(2)】 お釈迦様は、私達のやる善には毒が雑じっている、と言われ、 これを『雑毒の善』と説かれていることを、先回から話をしております。 ここでいう「毒」とは、「私が、誰々に、何々をしてやった、してあげた」という心です。 親切は「受ける…

人間の善には毒が雑じっている

【雑毒の善(1)】 仏教に『雑毒の善』という言葉があります。 「毒の雑じっている善」という意味です。 私達のやる善行には毒が混じっている、とお釈迦さまは説かれています。 ここでいう「毒」とは、見返りを期待する心、お礼を要求する心、手柄心、恩着…

「おかしな人間の姿」を仏教ではどう説かれているか

【迷い(1)】 ある70代の男性が末期がんで余命3ヶ月と宣告されました。 それからというもの彼は、この3ヶ月間どう生きたらいいのか、 どうしたら自分らしく生きられるだろうか、切に知りたくなり、 本も読むようにもなり、人にも聞くようになりました…

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