親鸞に学ぶ幸福論

「そんなにしてまでなぜ生きねばならないのか」はっきり示した、メールdeで学ぶ仏教教室です。無料メール講座が好評です。受講者4000人。

アマゾンのジェフ・ペゼス氏に感じた「自分の仕事に愛し、熱中する」大切さ

【精進(1)】 アマゾンのジェフ・ベゾスCEOは、トランプ大統領の 「不当に安い料金で米郵政公社に商品を配達させているアマゾンの規制強化を急ぐ」 との恫喝めいたアマゾン批判に対し、すぐさま 「どのような規制が導入されても、創意あふれるアマゾンの…

夫のことをなぜ「だんな」と呼ぶようになったのか

【布施(1)】 夫のことを『旦那(だんな)』といいますが、 そもそもなぜ夫のことを「だんな」と呼ぶようになったのでしょうか。 奧さんは配偶者のことを、場所や相手に応じて 「夫」と言ったり、「主人」と言ったり、「○○」と名字で呼んだり、 「相方」と…

人命の尊厳の理由を説かれた仏教

【人身受け難し(1)】 『華厳経』の「人身受け難し 今すでに受く」という一節は、 仏教辞典の表紙を飾るほどよく知られています。 「人間に生を受けることは大変有難い、その人間に今あなたは生を受けているんですよ」 と言われたこのブッダの言葉は 「よく…

アメリカで交通事故に遭った

【無常(3)】 私は20代の頃、アメリカで交通事故に遭うという、ちょっと特殊な経験をしています。 ロサンゼルスの大学のミーティングルームで勉強会があり、 徒歩でその大学に向かう途中、車にはねられました。 信号のない横断歩道で、歩行者である私のため…

死とは何か。哲学と仏教はどう見るか

【無常(2)】 「出息入息 不待命終」 (しゅっそくにゅうそく ふたいみょうじゅう) 「出る息は入る息を待たず、命終わる」 というお経の一節があります。 吸った息が吐き出せなければ、吐いた息が吸えなければ、 その時が、死ぬ時だという意味です。 「死…

ハクスリー『すばらしい新世界』から仏教を語る

【無常(1)】 仏教では「無常(死)」を深く見つめます。 なんで仏教では「死」をこうして語るんだろう、 「死」を意識したら憂鬱になるだけで、暗くなるだけ損でないか、 生きている今を楽しむことこそ大事なのに、 と思われる方も多いと思います。 私もこ…

ゴーン氏解任に一休の歌をおもう

【法鏡(1)】 自分へ対する人の評価を心を素直にしっかりと聞き、 自分自身を見つめていくのは大切な心がけです。 しかし人の評価が、本当の自己を映し出す鏡となり得るかというと、 仏教の答えは「否」です。 見る人の都合によって人の評価はコロコロと変…

生きる意味を知りたい、なんて青臭い感傷だという人へ

【人身受け難し(1)】 「何のために生きているんだろう」と悩む若者に、 「そんな悩みは思春期特有の、センチメンタルな感傷だよ」 「若い時にかかる一種の熱病のようなもの。自分にもそんな時期があった」 と一笑に付し、まともに取り合わない人があります…

「~してあげた」という慢心の引き起こす悲劇

【慢(1)】 「~のために」と私たちはよく口にしますが、 そう言いながらも、決して自分のことを忘れてはいないものです。 必ずそれは自分の得にもなっています。 「大バーゲンセール!最大70%引き! お客さまの日ごろのご愛顧に感謝して、出血大サービス…

相対の幸福しか知らない私たちに絶対の幸福を説かれた親鸞聖人

【相対の幸福(1)】 江戸時代、漬物の葉を巻いた握り飯を食べる下級武士は 海苔を巻いた握り飯を頬張る上士を見て 「オレも海苔を巻いた握り飯を食べるまでに出世したい」 と羨んだそうです。 現代の感覚からすれば、 海苔のおにぎりと漬物の葉のおにぎり、…

仏教に説かれている「懺悔(さんげ)」とは

【懺悔(1)】 仏教で「懺悔」は「ざんげ」とは読まず、「さんげ」と読みます。 自分のしてしまった罪や悪を深く受け止め、心から謝罪し、 もう二度としないのが「懺悔」です。 お釈迦さまは「悪いことをしたら懺悔をしなさい」と 「懺悔」の大切さを随所に…

退職後に襲うアイデンティティクライシス

【人身受け難し(2)】 先回のメルマガで、むなしいと訴えられる50代の方の声を紹介したところ、 「自分も同じだと気付きました」 と共感のメッセージをいただきました。 特にこのようなむなしさを、 定年退職を機縁に感じる人は多いようです。 退職後、いっ…

定年退職した後に襲う寂しさ、むなしさ

【人身受け難し(1)】 名古屋で仏教講座をひらいた際のことです。 おだやかな笑顔が印象的な、紳士というイメージがぴったりくる50代の男性が参加されました。 ネット上の講座案内にあった「なぜ生きるのか」の一言が気になったそうです。 どうして気になっ…

哲学者・三木清は、浄土真宗の信仰によって死んだか

【親鸞聖人(1)】 こうしたメルマガにせよ何にせよ、情報発信している人は、 聞き手、読み手の心を考えて言ったり、書いたりすることに努めているものです。 私も文章を書きながら、読み手のことを考えます。 読者から「それでもか」との声も飛びそうですが…

一切は自因自果、自業自得。相手を罵るな

【因果の道理(3)】 「あの女のせいでオレの人生、無茶苦茶にされた」 と離婚した妻のことを悪し様に罵る男がいます。 母親に、いかに自分の妻が悪かったか、を延々としゃべり、 聞く母親も母親で、「お前が気の毒だ」と一緒になって元妻を罵る。 こんな会…

うらむ心を「回れ右」すると、人生は一変する

たいてい人は左遷させられたり、閑職に回されると 「オレがこんな目に遭うのはあいつのせいだ」と誰かをうらみ、 仕事にもやる気を失い、投げやりになるものです。 仏教は、こんな時、いや、こんな時だからこそなお、 一切は自因自果と説く因果の道理を深く…

自因自果の智恵と他因自果の愚痴

【因果の道理(1)】 仏教で『他因自果』と『自因自果』という言葉があります。 『他因自果』とは、 他者(自分以外の誰か、何か)が原因で、 自分に幸・不幸の結果が起きる、ということ。 『自因自果』とは、 自分のやった行いが、 すべて自分の幸・不幸と…

「みんな言っている」には気をつけよう

【悪口(1)】 「あの人のこと、みんなそう言っているよ」 こういう言い方は悪口の常套文句です。 気をつけて聞かねばなりません。 よくよくその人の言う「みんな」を検証してみると、 その人の友人の○○さんと△△さんだけだった、 ということがよくあるので。…

「生きるために生きている」我々人間の哀れさ

【出世本懐(1)】 生きるのは大変です。 生きるときの基本となる「衣食住」を確保するには、まず先立つ物はおカネです。 カネがなければ服も買えない、 栄養のあるものが食べられない、 家賃も払えない、 生活には、とにかくカネが必要です。 カネを手に入…

人生100年時代の大いなる錯覚

【人身受け難し(1)】 最近よく「人生100年時代」という言葉をよく聞くようになりました。 今年の流行語ワードに選ばれるのではないか、という勢いですが、 つい2,3年前にはこんな言葉は聞かなかったように思い、 いつ頃から言われるようになったか調べて…

「悪人になるな、善人になれよ」と勧める教育の問題点とは

【たわごと(1)】 親も、教師も、政治家も、聖職者も口をそろえて 「悪人になってはいけませんよ。善人になりなさいよ」 と教えます。 ところが問題は、その主張の前提となるべき善悪の基準が、 その人その人の主義主張、イデオロギーによって大きく変わる…

胸を打つ親鸞聖人の断言

【教行信証(1)】 親鸞聖人の著作を読む人がまず心を打たれることは、 簡潔で、明快なその文体の迫力です。 単刀直入に言い切られる断言の数々に、 その一言一言にどれだけの熱い思いと深い学問が込められているのか、 素人目であってもひしひしと感じられ…

そもそも自殺は愚かな行為なのか

【無明の闇(2)】 自殺を思い詰めている人があれば 「そんな馬鹿なことを考えるものではない」 と周りは止めます。 しかし自殺はなぜ「そんな馬鹿なこと」なのでしょう。 『自殺行為=馬鹿なこと』の方程式は、どういう理由で成り立つのでしょうか。 動物…

人は死んだらどこへ行くのか。仏教の視点

【無明の闇(1)】 ある僧侶がブログで 「生まれた物は皆、土へ還る。 痛みや苦しみから解放されて土に還っていく。 遅かれ早かれ皆同じだ。そうして命は巡っている。 そう受け入れればいい」 と書いたところ、 その文章が多くの人の賛同を呼び、 ネット上で…

怒りの心があなたの心身をむしばむ

【瞋恚(1)】 人体には病気から身体を守る免疫力が本来備わっており、 その免疫力が低下すると、 肩こりや腰痛、冷え、アレルギー症状などがでて、 さらに進行すると肝炎やがんを発症します。 このたびノーベル賞を取った本庶教授は 免疫力を活性化してが…

「善人なおもて往生を遂ぐ。いわんや悪人をや」歎異抄の意味とは

【歎異抄(1)】 「歎異抄に魅了された」というアメリカに住む作家は 歎異抄のどこに感動したのか、問われてこう答えました。 ーーーーーーーー “善人より悪人が助かる” なぜそんな衝撃的なことを親鸞聖人は断言できたのか、 西洋文化の中で育ってきた者には…

AIと仏教の相違点

AI(人工知能)が創作した料理のレシピは、 それまでの料理人の常識では考えられないようなものだそうです。 たとえば、うどんとトマトとココアを使うヌードルのレシピを出してくる。 半信半疑ながらレシピ通りに作ってみると、 料理人の口をして「意外に…

マンガで学ぶ仏教(9)『自惚れからは離れきれない』

【慢(1)】 人を見下す心を仏教では『慢』といい、 六大煩悩の一つに数えられています。 自分は人より秀でていると自惚れ、 周りを見下している人を見て 「何を自惚れているんだ、あいつは」 と批判する人があります。 しかしそう批判している人もまた、 …

煩悩の塊に何の差別もない

【名誉欲(1)】 仏教に説かれる『五欲』の一えられる『 名誉欲』は 褒められたい、認められたい、大事にされたい、という心です。 どのコミュニティにも、目立ちたがり屋はいますよね。 自分のことばかり話題にする人です。 空気が読めないのか、聞いてもい…

僧侶は如来の代官たるべし

【僧(1)】 かの聖徳太子が十七条憲法に 「“僧宝”として敬いなさい」と書き記された「僧」とは、 「釈迦の代官」として、仏法を説く人のことです。 仏法を説く者はみな、 「釈迦の代官」としての誇りと責任を胸に持たねばなりません。 自分の勝手な思いをし…

=========


仏教の教えをわかりやすく体系的にお話する

20回の無料メール講座好評配信中。