親鸞に学ぶ幸福論

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戦争をするのは「平和のため」

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【正邪(2)】


まだトランプが大統領になる前のことです。

大統領選でトランプの支援演説した著名人が、

広島、長崎への原爆投下を指示したトルーマン元大統領を

「原爆を日本に落とすガッツがあった」と称賛した発言を受け、

トランプが「私も同じ決断をするだろう」と応えると、

会場が喝采するという場面がニュースに流れていました。

ひんしゅく買うどころか、喝采なのか、と驚きましたし、怖ろしいなと感じました。

これと比べれば、一野党議員の北方領土「戦争」発言なんか、かわいらしいものです。

 

しかもこれはトランプ支援者だけの傾向ではありません。

アメリカ人への面接調査で、日本への原爆投下は正しかったと答えた人は46%に上ります。

正しかった理由は「戦争を早く終わらせることができた」というものでした。

 

アメリカは現在約6500発の核弾頭を保持しており、

その多くは広島型原爆の100倍の破壊力を持ちます。

そのアメリカを率いるリーダーが、

核爆弾を使用した行為を「ガッツがあった」とおおっぴらに肯定し、

それに拍手喝采するのがアメリカの国民なのだと知ると、

何か薄ら寒い気持ちになります。

 

これからだって、どこかの国が

人類の生存を脅かしかねない核兵器や生物兵器などを使用するかもしれませんが、

その国の為政者はきっとこう言うでしょう。

「平和のためには致し方なかった」

「戦争を早く終わらせることができて、多くの人命を救えた」

 


“平和が大嫌い”と言っている者が、戦争を始めるのではないのです。

世界の歴史を見ると、平和を強く叫んでいた者が、戦争を起こしています。

戦争を始める人の言い分は決まっています。

「平和を守るため」です。

 

 

 

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