親鸞に学ぶ幸福論

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「8050問題」引きこもりの生きる意味とは

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【人生の目的(1)】


「8050問題」がマスコミでも取り沙汰されるようになってきました。

「80・50」とは、80歳の親と50歳の子供。

ニート、ひきこもりと聞くと、20代の若者をイメージしますが、

現在の日本では40代の引きこもりが何十万人とあり、

まもなくそれらの人が50代になります。

その時には親はもう80代です。

つまり80代の親が50代の子供の面倒を養う、という事態、

これが超高齢化社会を迎える日本の社会問題の一つ「80・50問題」なのです。

 

親は、自身も介護が必要な歳が迫っているのに

子供を養うために働かなければならない。

1日働いてくたくたで帰宅すると、

50の子供が家でゴロゴロしてる。

それを見ると親は腹が立って、腹が立ってしょうがない、

いやそれ以上に子供のことが心配でならない。

「私が働けるうちはいい。でも私が入院したり、死んだりしたら、この子は一体どうなってしまうんだろう」

息子への心配やら、怒りやらで、毎日がつらく、

いっそのこと死んでしまいたいと思い詰めている、

しかし息子を遺して一人で死ねない、と苦しみながら生きています。

 

では子供はどうか。

実は親以上に苦しい思いをしている。

自分は社会不適合者だ、と悩んでいる。

世間に出て仕事をしても長続きしない。

どうせ今から何もやってもダメなんだ、こんななら死んだ方がマシだ、親にも迷惑かけてるばかりだし、と

自分なんかいない方がいいと思い詰めている。

ゲームやテレビで現実逃避するものの、生きる喜びはどこにもない状態にあります。

 

親も「死にたい」。

子も「死にたい」。

いっそのこと子供を殺して自分も死のうか、親は思い詰め、

子供は子供で、いっそのこと何か大きな事件を起こして死んでしまおうか、と思い詰めている。

その鬱屈した心が表に出てしまったのが、

こないだの川崎20人殺傷事件であり、元農水事務次官の事件です。

 

「何のために生まれてきたのか」

「なぜ生きるのか」

「どうしてこんなに苦しいのに生きねばならないのか」

令和の世、この問いはますます重く人類にのしかかるであろうことを予感する昨今の事件です。

 

 

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