親鸞に学ぶ幸福論

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嫌な仕事を押しつけられてストレスを抱えている人に

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【意業(1)】


上司や得意先から何かを依頼され、

「それは嫌だな」「やりたくないな」と思うことは誰でも経験があると思います。

そんな時、「なんでオレに押しつけるんだ」「なんでこちらの立場を考えてくれないんだろう」と

いつまでも不平不満で仕事をしていると、いい仕事はもうできませんし、

依頼した方もいやいやしているのを察するので、人間関係が悪くなりますし、

そもそも仕事をしている本人自身がストレス抱えてしょうがないです。

 

NOと言える人になれ、とはよく言われますが、

現実そうはできないことが多く、

多かれ少なかれ、こういうことでみな苦しんでいるのであり、

こういった悩みは自分には無関係だという人はいないのではないでしょうか。

 

では嫌な仕事をするときに大事なことは何かといえば、

まず自分自身に「これを自分のプラスに持っていけないだろうか」

とあえて問いかけてみることです。

すると案外なことに、たいていは自分の仕事にプラスになり、

前向きに取り組める道が発見できるものです。

考え方を変えた瞬間に

嫌だと思った仕事も嫌でなくなり、

喜んで引き受けよう、いやこれは好機到来だ、

と心が一変することだってあります。

 

これを「キノコの法則」と呼ぶ人もあります。

自分を一本の木と譬え、依頼された仕事をキノコに譬える。

木に張り付いているキノコは、木から自身の栄養となるデンプンを吸い上げます。

ではキノコは木にとって養分を搾取し続ける迷惑な存在かというと、そうではない、

土の中の水分やリンなど、木の栄養となるものを集めて、木に届けるという重要な役割を果たしています。

木は、単独で生きるよりも、キノコとともに生活することによって、

より多くの水分や栄養を吸収することができるのです。

こういったお互い助け合いながら生きている関係を「共生」といいます。

 

キノコが木の養分を吸い取るその一面だけ見ると木にとって邪魔にしか見えないように、

依頼される仕事も、自分の時間が取られ、気力、体力も吸い取られる嫌な仕事に思えてくるのですが、

その怒りや苦しみを転じる「共生」の道は必ずあるはずです。

それはその仕事を果たすことによって得られる上司や得意先からの信頼かもしれないし、

今までにない人脈が広がることだったり、

経験値が上がること、

応援してくれる人が増えることかもしれません。

いろいろ考えられますが結果的には、その仕事を受ける前よりも、

自分のやりたいことを加速させることができた、とできるものです。

 

そうなっていく最初のポイントは、「嫌だな」と思う心をまずはいったん抑えること。

そして自分も得し、周りも得をする「共生」の道はないか、真剣に、したたかに、根気よく探し続けてみることです。

 

 

 

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