親鸞に学ぶ幸福論

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『生きたい』と『死にたい』はまったく同じ、と柳美里が言っていた

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 先日、娘さんを自殺で亡くされた女性から話を聞きました。
 明るくて気さくな自慢の娘さんだったそうですが、
 高校卒業後、大阪に勤めに出たものの、いろいろあったのか、...
心の病に罹り会社を辞めて九州の実家に戻って来たそうです。
 
すごくやせて帰ってきた娘が痛々しく、
 何があったのか言いたがらない娘に、
 余り強く聞くこともできずにいたある日、
 突然、娘は命を絶ってしまったそうです。
 
あまりの悲しみと苦しみに耐えられず、
 同じ年頃の人を見ると今も目をそむけられる、
とのことでした。
 
 「なぜ自殺しなければならなかったのか?」
 「なんで止められなかったのか?」
 「どうすれば止めることができたのか?」
 
 家族や友人といった近しい人を自殺で亡くした親近者は、
こんなときとめどもなくこんな疑問や後悔や反省が
頭の中をグルグルめぐります。
 
 日本の自殺者は約3万人。
 日々80人から90人が命を絶たなければ一日が終わら
 ないこの国。
 今まで無機質だった数字が一人の近しい人の死によって、
 息遣いあるものに感じられ、3万という数が脅威に思え
 てきます。
 
 【『生きたい』と『死にたい』はまったく同じ】
 作家の柳美里の言葉です。
 
カミュは【人間には生きる意味を知りたいという激し
 い欲求が心の底に激しく鳴り響いている】と言いました。
 
 「生きる意味が知りたい」
 「自殺を止める真の希望が欲しい」
 
これは間違いなく多くの人のSOSの叫びでしょう。
そしてこれに答えうるメッセージを人類は希求しています。
 

 

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