親鸞に学ぶ幸福論

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なんでこんな目に会わねばならないのか【諦観(2)】

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 【諦観(2)】

昨日の日記で「諦める」とは「諦観」のことで、
【なぜそういう結果になったのか、その原因を明らかに見る】
ということだとお話しました。


されば、反省向上していく人間らしい精神といえます。


犬は叩かれたらキャンと鳴いて逃げるだけですが、
人間は、なぜ叩かれたのか、
どうすれば叩かれずに済むのか、考えます。


雷が落ちるとサルはあわててそこから逃げるだけですが、
人間は雷の原因を知り、避雷するシステムを考え、
雷の脅威を克服します。


なぜそういう結果になったのか、
その原因を探求する、という点において、
他の動物とは桁違いに優れているのが人間です。
万物の霊長たる所以でありましょう。


「どうしておれだけがこんな病気に」
「なんでこんな目に会わねばならないのか」
「なぜ認めてくれないのか」


自分だけが不幸の主役のように思えて、
全てを投げだしてどこかへ逃げ出したくなることは誰しもあります。


しかし【一切は自分の蒔いたもの】と諦観し、
【蒔かぬタネは生えぬ】とあきらかにみる。
そして原因となっていることを一つ一つ誠心誠意、
できることから着実に対応してゆけば、
思わぬ道が開けていきます。


そのように人生行路を進むのが『諦観』を学んだ者の姿です。

 

 

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