親鸞に学ぶ幸福論

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枯渇の凡惑を潤さんがためなり

 

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【出世本懐(2)】


先日、知人から
「宝石売りたいんだけど何カラットか判らないし、
 相場が知りたい」
とあったので
「じゃあ、鑑定無料・都内・宝石・信頼できる、
 でググってみれば?」
(グ-グルで検索することを「ググる」といいます。)
とアドバイス。
近所に信頼できる店がすぐ見つかりました。
一昔前なら、村の物識りとなれば、
その村の尊敬を集めましたが、
いまや『グーグル博士』がもっと的確で豊富な情報を教えて
くれるので昔ほど重宝がられません。


ポケットにケータイ一つあれば、
広辞苑も百科事典もいらない。時刻表もいらない。
ことわざの使い方から、晩御飯のレシピまで何でもわかります。


しかし、インターネットでも調べられない事が存在します。


最近、アメリカのインターネット検索会社が
ユニークな調査結果をまとめました。
この会社はサービス開始からの10年間の質問を洗い出し、
インターネット検索では回答を得られない10の質問を公開
したのです。
そのトップはずばり
「生きる意味はなんですか?」
でした。


カミュは『シーシュポスの神話』に
「人間の奥底には生きる意味を死物狂いで求める願望が
 激しく鳴り響いている。」
と言いました。


「こんな代わり映えのない毎日に
 いったいどんな意味があるんだろう」
 
「苦しくてもそこを耐えて、
 生き続けてい るのは何の為か」

「必ず消えゆく命、
 なぜそんなにまでして延ばすのか」

答えはあるのか、ないのか。

ニーズはものすごくあるのに、
それに応える人がいない。
需要あって供給なし。
需要と供給のバランスは完全に崩れています。


のどの渇きに苦しむ大衆の視界に、
ただ茫漠たる、果てしない砂漠が広がっているかのようです。


『甘露(かんろ)の法雨(ほうう)をそそぎて、
 枯渇(こかつ)の凡惑(ぼんわく)を潤さんがためなり』
人生の目的に乾ききった心においしい法の清水を
徹底供給されたのが親鸞聖人でした。

 

 

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