親鸞に学ぶ幸福論

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太宰治が『優』を説明している【縁(4)】

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【縁(4)】

ワールドカップ熱で渋谷の居酒屋やバーも
大型プロジェクターを用意して観戦していたようです。

 

部屋で一人、ゴールの瞬間「よっしゃ~!」もいいですが、
やはり仲間と抱き合って、雄たけび上げて喜ぶ、
あの魂の一体感というのは一人の部屋では
なかなか演出できるものではありません。
(一度経験してしまうとやめられないようですよ、
 カフェやバーでの観戦)

 

うれしいとき、一緒に喜んでくれる人がそばにいたら、
喜びは増幅していきます。

 

悲しい時もまたしかり。
一緒に泣いてくれる人があれば、
どんなにか心は慰められることでしょう。

 

悩みを訴えてくると、
ついつい解決策を求めているのだと考えて
「それならこうしたらいいんじゃないか」
と言ってしまいがちです。

 

しかし相手が求めているのは解決策ではなく、
まずは「そうなんだ、たいへんだったね」
と言う受容、共感の言葉なのです。

 

太宰治がこう書いています。


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私は『優』といふ字を考へます。
これは優れるといふ字で、優良可なんていふし、
優勝なんていふけど、
でも、もう一つ 読み方があるでせう?

 

優しいとも読みます。

 

さうして、この字をよく見ると、
人偏に、憂ふると書いてゐます。

 

人を憂へる、人の淋しさ、侘しさ、つらさに敏感な事、
これが優しさであり、
また人間として一番優れてゐる事ぢやないかしら。


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うれしいとき共に喜び、
悲しい時は共に泣いてくれる、
そんな人とのご縁に恵まれた人は幸せですね

 

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