親鸞に学ぶ幸福論

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親友には何でも言えますか【独生独死独去独来(3)】

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どんなにおしゃべりな人でも
本当に自分に都合の悪いことは
言わないものです。

 

自分の欠点や失敗話を
さらすことはありますが、
ちゃんと計算済みです。

 

「こんなに謙虚なんですよ。」
のアピールといえましょう。

 

仏教で言われる『卑下慢』です。

 

「私ってさー、秘密を作れないタイプでしょ?
 だから何でもしゃべってしまうの。」
と言ってますが
それは人が言ってほしくないスキャンダルは
しゃべってしまう、
というのであって、
あるいは自分の自慢話を黙っておけない、
というのであって、
これをしゃべると自分が明らかに損をする、
低く見られる、ということなら
どんなおしゃべりな人でも
言わないものです。

 

“これだけは死んでも人には言えない”
というものを誰でも持っています。

 

“そんなことはない。
 私はあの人なら何でも言えるよ。”
という人は
言えるところまでは何でも言える
ということです。

 

自分の本心を
自分でも知らないから、
そんなことが言えるのでしょう。

 

本心を知られると
皆あきれて
背を向けて逃げ出すに違いない。

 

人から悪く思われたくない。
そして悪口言われたくない。

 

だから人は一生懸命本心を隠そうと
やっきになっています。

 

仏教では
心の奥底の秘密の蔵があって、
その扉に頑丈に鍵を閉めて
誰にも見せないようにしている、
と説きます。

 

独生独死独去独来
(どくしょうどくしどっこどくらい)
だからみな孤独なのです。

 

 

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