親鸞に学ぶ幸福論

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仏教が明かす運命のシステム。カルマ(業)の法則とは【意業(1)】

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「業(ごう)」とは インドの言葉で「カルマ」、

日本の言葉で言えば「行為」のことです。  

 

私たちは三つの方向から いろいろな行いをしますので、

これを仏教では『三業』といいます。  

・意業(いごう)…心で色々思うこと。

・口業(くごう)…口で色々しゃべること。

・身業(しんごう)…体で色々やること。  

これをまとめて身口意の三業といいます。  

 

この三つの業の中でも、 仏教が最も重視するのは意業です。  

「何をやったか」よりも 「何を言ったか」よりも

「何を思ったか」を問題にするのです。  

 

こういうと、「別に心で思うくらいいいじゃないか」 と反論する人もありましょう。

口で言えば人を傷つけることもある。

だから気をつけなければならない。  

体で行動すれば法に触れて捕まることもある。

だから律しなければならない。  

しかし心で思っていても、別に誰に迷惑をかけるわけではないし、

とがめられる心配もない、

だから別に「思う」ことくらい、どうでもいいじゃないか、

という主張でしょう。  

 

では、なぜ仏教では心を最も重視するのか。

明日に続きます。

 

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