20世紀初頭、
斜陽の大英帝国と、
その英国に代わって
世界の覇権を手中にせんとするアメリカと
当時の両国の様子を
象徴するような出来事がありました。
あるアフリカの小国に、
イギリスの靴屋が
商売に赴きました。
ところが靴を売ろうにも、
その国の住人は、
靴を履くという習慣がありません。
早速商人は、
本国に電報を打ちました。
「この国はだめです。
だって靴を知らないのですから
売れるはずがありません。」
その後、同じその国に
アメリカの靴屋が出向きます。
到着1時間後、
本国に電報を打ちました。
「やりました!全部売れます!
だって彼ら、誰一人、靴を履いてないのですから。」
同じ状況を見ても、心の違いで、
180度、運命は変わってきます。
世界のパナソニックを
一代で築き上た松下幸之助も
「不景気は絶対あらしまへんのです」
「不景気は天然現象やないですよ」
「心で不況をつくってはいかんということです」
と言っています。
【最大の敵は心であり、最強の味方も心である】