礼儀の基本は【相手の立場に立つことだ】と聞きます。
礼儀といえば、マナー教室に通わなければならない、とか
○○流の作法を身につけねばならないと思いがちですが、
どうもそうではないようです。
それらの作法やマナーは「心」から生じるもので、
その「心」とは、【相手の立場に立つ】こと。
相手がいることだから、当然、礼儀も千変万化するのだとか。
▼笑いたいときでも、笑ってはいけない時がある。
そういう場では笑わない。
▼笑いたくないときでも、笑わなければならないときがある。
そういう時は笑ってみせる。
子供はそういう感情のコントロールができません。
○自分が笑いたければ、場所もわきまえず、笑う
○笑いたくなければ、その場の雰囲気を読まず、一人仏頂面をする。
○泣きたくなればすぐピーピー泣く
そういうのを「子供」といいます。
自立していない間だけ、通用することでしょう。
▼大人になれば、泣きたいときでも、泣いてはいけない時がある
そんな場では泣かない
人のいないところに行って、あとで号泣したらよいでないか。
ここで泣いたら周りが迷惑する、と判断したら
ここで泣くべきではない
▼言いたいことがあっても、言ってはいけないことは言わない
▼言いたくないことでも、言わなければならないことは言う。
本音をぶつけることが大事な場面ももちろんありましょうが、
やはりどんな間柄でも、礼儀が大事だと感じます。
親子であっても、夫婦の間でも、やはり同じでしょう。
礼儀の基本は『心』です。
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