親鸞に学ぶ幸福論

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印籠を出せばひれ伏さないものは日本中にはない、水戸黄門の苦悩【有無同然(1)】

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『ただ見れば

  何の苦もなき

  水鳥の

 足にひまなき

  わが思いかな』

 

 

天下の副将軍、水戸黄門で有名な、

水戸光圀の歌です。

 

 

「仕事仕事でいやになる。

あ~あ、たまには温泉旅行でもしたいなあ。」

と嘆く御仁の多い中、

水戸黄門は全国を慢遊して、

各地を観光しています。

 

 

お金は困らないだろうから、

地方の名産品を食べ、

温泉に入る。

 

 

腕っ節のいいガードマンを連れ、

旅先で気に入らない者は

「助さん、角さん、やってしまいなさい」

とこらしめる。

 

 

いざとなれば印籠を出せば

ひれ伏さないものは日本中にいない。

 

 

かくて今日も高笑いの慢遊記だ。

 

 

「いいな、水戸光圀は」

と庶民からはうらやましい限りの人生に見えます。

 

 

その水戸光圀が歌った歌が

『ただ見れば

  何の苦もなき

  水鳥の

 足にひまなき

  わが思いかな』

 

 

「川面に遊ぶ水鳥は

 スイスイと気持ちよさそうだ。

 

 

 ところが水中では暇なく足を働かせている。

 

 

 私も、人知れず、

 いつも心の休まることがないのだ」

 

 

"水戸黄門"光圀は詠じました。

 

 

事実、将軍綱吉とも常に不仲で、

心労を重ねたようです。

 

 

また66歳では

光圀の地位失脚を画策する重臣を刺殺しています。

 

 

上からは叩かれ、

下からは突き上げを食らう、

一管理職だった姿は今日と同じです。

 

 

いかなる人も、涼しげな顔の裏に、

渋面を隠しているのでしょう。

 

 

仏教では、

これさえあれば満足できる、幸せになれる、

と人々が躍起になって追いかけている地位や名誉も

「有っても無くても苦しみは変わらない」

『有無同然』と喝破します。

 

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