親鸞に学ぶ幸福論

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「HELP!」の歌詞でジョンレノンが人生を歎いている

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池袋の夜、この寒空の中、

ギター片手に歌っている人があります。

この寒いのに、よくやるなあ、と感心します。

 

 

みんな無視して通り過ぎていく、そんな中、

「有名になりたい」と

切に願っていることでしょう。

 

 

しかし有名になればなったで、

また新たな苦しみがあるようです。

 

 

以下はジョン・レノンの言葉です。

「有名になれば

 自分の思い通りに活動できるだろうと思っていた。

 気づいたら・・

 自由は完全に奪われてしまっていた」

 

 

 

ビートルズのナンバー「ヘルプ!」を

ジョンは「当時の自分の心の内をありのままにさらけ出した曲」と語りました。

 

 

「助けて!誰か必要なんだ助けて!

 誰でもいいわけじゃないけど

 助けて!誰か必要ってわかるでしょ

 助けて

 

 今よりずっと若い頃は

 誰の助けも必要なかった

 でも今はそんな年はすぎてしまった

 そんなに自分に確信が持てなくなって

 考えが変わったって気づいたんだ。(後略)」

 

         (ヘルプ!)

 

 

「ヒットのため、アップテンポだったが、

 あの曲はスローテンポで

 苦しみを表現すべきだった。」

とのちに語っています。

 

 

ジョン・レノンの元奥さんは

「馬車が快調に走り出すと、

 もう彼はおりたくても降りられなかった。」

と述べました。

 

 

リンゴ殺害予告のあったロンドン公演では

多額の損害を出すからと、中止にすることもできず、

シンバル高くして頭を隠して対処したそうです。

 

 

「悲鳴しか上げない観客につかれた」

揺るがぬ頂点に上り詰めたビートルズでしたが、

そこに幸福はありませんでした。

 

 

仏教では、

これさえあれば満足できる、幸せになれる、

と人々が躍起になって追いかけている地位や名誉も

「有っても無くても苦しみは変わらない」

『有無同然』と喝破します。

   

 

 

苦は色を変えるだけで、

左肩の荷物を右肩に移すようなものなのでしょうか。

 

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