親鸞に学ぶ幸福論

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仏テロのデモ行進でのサルコジ氏が笑いのネタに。こういうことで笑える世界にしよう

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パリで行われた反テロ行進は

歴々たる各国首脳たちを先頭に

370万人が参加する歴史的な行進となり、

世界中のマスコミが報道しました。

 

そこでおもしろかったのがサルコジ前仏大統領です。

サルコジ氏は当初、先頭の各国首脳たちから数列後ろの位置にいま
したが、

巧みな身のこなしで参加者の間をすり抜けて

いつの間にかちゃっかり最前列に出ていきました。

ところがその一連の姿がカメラにとらえられてしまい、

パリっ子たちがたちまち反応しました。

 

行進から数時間もしないうちに、

世界の歴史的出来事にひょっこり顔を出すサルコジ氏を描いた合成画像が、

続々とネット上に投稿されたのです。

サッカーW杯で優勝カップを掲げるフランス代表チームの背後や、

ベルリンの壁崩壊の現場、暗殺されたケネディ米大統領の葬列、

さらには月面着陸にまで登場してます。

 

こういうフランス人のユーモア精神は好きです。

イスラム世界の最高権威者に対しての風刺画に端を発した

このたびの事件ですが、

時あたかもその怒りを表明する行進においても、

権力者の言動をユーモアで楽しめるのは

フランスの懐の深さを感じます。

なんでもフランスの風刺画は

仏革命当時からの長い伝統があり、

ルイ14世やマリーアントワネットもその対象だったそうです。

 

権力者の言動をジョークにできる国、時代は恵まれてます。

歴史上、権力を握った人間が、

自分を批判する政敵や知識人を『粛清』するのは、

いくらでも見られることだからです。

 

スターリンや毛沢東は権力を握ってからは

自分の批判分子を何千万人と殺しました。

今でもイスラム国など様々な国で

政治批判に暴力で報いる厳しい言論統制が続けられています。

権力者に都合悪くなれば、

それまでの協力者や同志、親兄弟でも粛清の対象です。

そして自分の言うことを聞き、思い通りに扱える

イエスマンばかりで固めるのです。

 

そんな権力者の、残酷で横暴で身勝手な姿を

ご自分の経験からもよく知られた親鸞聖人は、

「権力者に近づいて仏法を広めるようなことを考えるな」

と言われています。

人間の本質を見抜かれてのお言葉でしょう。

 

もちろん権力を持たない私たちも、

周りには嫌いな人、あるいは苦手な人はあります。

 

本音を言えば、「その人はいなくなってほしい」のですが、

そんなわがままは通るものではないのですから、

我慢して付き合っています。

 

ところが権力者は横暴ですから

「お前、嫌いだからあっち行け。」

と言えてしまうのです。

 

私たちは権力がありませんから、

自分のやることを批判したり、

陰で悪口言う人がいても何もできません。

 

もし私が、自分のことを賛同する人だけを重宝したり、

批判する者を排斥したりすれば、

それこそすぐに「何様のつもりだ」と

ブーイングがおきて問題になるのは目に見えてます。

だからしません。

 

しかし権力者はできてしまうのです。

文句言える人は誰もいませんから。

やりたい放題でも誰も逆らえません。

 

権力を持つということは恐ろしいのです。

 

そんな権力者への抑止効果となる「言論の自由」は

封じるべきでないし

風刺やユーモアはそういう意味でも大切だと感じます。

 

民主主義の本質を顕わした言葉として有名な

「私は君の意見には反対だ。

 しかし、君がそれを言う自由を命をかけて守る」

という格言を遺したヴォルテールも、そういえばフランス人ですね。

 

 

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