親鸞に学ぶ幸福論

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『人生楽ありゃ苦もあるさ』の水戸黄門の考えの見落としていることを釈迦の教えに学ぶ

 

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釈尊が35才、仏の悟りをひらかれた、

さとりの第一声は

人生苦なり」でした。

 

仏教をペシミズムで暗いからいやだ、

という人があります。

 

「人生は苦なり、といわれるけど、

 見方が一方的ではないですか。

 

苦しいことばかり強調しすぎていませんか

 

 失恋もありますが、

得恋だってあるじゃないですか

 

 確かにリストラもあるけれど、

就職内定もらって喜ぶ時も人生にはあるではないですか」

 

こんな意見はあるでしょう。

 

それはその通り、人生には順境と逆境がある

と仏教では説かれています。

 

ことさらに自己の不遇を嘆き、

逆境続きの人生を呪うのは暗い考えですね。

 

ハリウッドの名女優、エリザベス・テーラーは

恋多き女と知られ、生涯8回の結婚と離婚を繰り返しました。

 

何度目かの離婚の際に

「別れは辛いです。でもこれは新たな出会いへの始まりだと私は信じています」

と言ったといいます。

 

ポジティブですよね。明るい人生観です。

 

逆境に嘆くより、やがてくる順境を期待しよう、

と心の向きを変えるのは大事だと思います。

 

「夜明け前がいちばん暗い」

 

「冬来たらば春遠からじ

 今が冬ということは、春はもうじきだよ。」

 

失意の人にはそのように励ましていけます。

 

しかしエリザベスも8回目の離婚はすでに64歳で、

その後は、亡くなる79歳まで独身です。

 

そのような出会いの順境と別れの逆境を繰り返して

エリザベスも老い や病いは免れません。

 

楽しい出会いと辛い別れを繰り返し続ける人生

もうかったり、損したりを繰り返す人生

 

さあ、そのような順境と逆境を繰り返して

人間はどこに向かっているのでしょうか。

 

確実に老いていく、病になっていく、

そして死に向かっている

 

考えてみれば、今順境、逆境と

騒いでいることがどれほどの意味があろう。

 

順境だと喜んでいたことが、

あとになって「あんなこと思い出したくもない。」

と変貌することもある。

 

逆境だと苦しんだことが、

あとになって「あの時がなければ今の自分はなかった」

と感謝できることもある。

 

私たちが今順境だ、逆境だ、と騒いでいてもあてにならぬ。

 

そらごとだ。

 

もう間違いない、万人の厳粛な事実は、

【人生とは確実に老いと病と死に向かっての行進である】

ということです。

 

釈尊が「人生苦なり」といわれたのは、

この【人間存在そのものの苦しみ】を指摘されたのです。

 

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