親鸞に学ぶ幸福論

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小説『東京タワー』で最愛のオカンを亡くした悲しみが切々と伝わってくる。いつまでも続かないということ【縁(2)】

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いつの世も親の小言はうるさいものですし、

親を疎んじるのも世の常でしょうが、

「親孝行したいときには親はなし」

といわれます。

 

 

親を亡くしたときに初めて

「あれもしておけばよかった。」

「こんな言葉もかけておくべきだった。」

と悔まずにおれないのでしょう。

 

 

『東京タワー』という小説があり、

映画にもなりました。

 

 

著者リリー・フランキーさんの自伝的小説で、

故郷・九州での少年期と、東京での学生時代、

上京した母・栄子さんとの生活と闘病、

そして死別が描かれています。

 

 

「ボクの一番大切な人。

 たったひとりの家族。

 ボクのために自分の人生を生きてくれた人。

 ボクのオカン。

 オカンが、死んだ」

 

 

「ボクが子供の頃から一番恐れていたこと。

 宇宙人の襲来よりも、

 地球最後の日よりも恐れていたこの日」

 

 

最愛の母を亡くした悲しみが赤裸々に、

切々とつづられます。

 

 

60億の人間のなかで

親子・兄弟・夫婦・朋友となるのは、

よほど深い因縁があったからですよ、

とお釈迦様は説かれます。

 

 

処々方々から集まって、

同じ舟に乗り合わせて進んでいるが、

岸に着いたら思い思いに散っていきます。

 

 

一本の木に多くの鳥が安らいでいても、

夜が明ければ、それぞれが餌を求めて飛び去っていくのです。

 

 

親となり、子となり、夫となり、妻となり、

今こうして心を通わせたり、

時にぶつかったりしていますが

向こう岸に着くまで、

一夜の間だけと知らされれば、

悔いを残さぬよう、

お互い支えあい、成長できるよう、

この懐かしい縁を大事にしていきたいものです。

 

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