親鸞に学ぶ幸福論

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「なぜ人を殺してはいけないか」名古屋大学理学部19歳のあの女子大生にはっきり示せるか

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19歳の名古屋大学の女子大生が

斧で人を殺し、

「幼いころから人を殺してみたかった」と供述し、

日本中を震撼させています。

 

このような事件が起きるたびに

トーク番組で、

若者はなぜ凶悪犯罪に走るのか

といったテーマで

各界の学者、評論家、知識人をパネラーに招いて

議論がなされます。

 

今からもう何年も前ですが、

相手の言葉を割ってでも話したがる、

彼ら知識人のトークが続いていた番組の最中、

ある高校生の少年が手を挙げて質問しました。

 

「先生方に聞きたいんですけど、なぜ人を殺してはいけないの?」

 

この意外な問いに今まで口角泡を飛ばして語っていた知識人たちは

全員絶句してしまいました。

 

その番組終了後、

「なぜあの高校生の質問に答えようとしなかったのか」

という苦情、問い合わせが殺到し、

大きな反響を呼びました。

 

「なぜ人を殺してはいけないの?」

この問いは一般的には愚かで危険な問いとされます。

 

しかしこの問いは確かに危険な問いではありますが、

哲学上、決して愚かな問いとはいえません。

 

この問いに倫理道徳の水準での答えは以下のとおりです。

「なぜ人を殺してはいけないの?」

と問われて

「ダメに決まっているだろっ、馬鹿!!」

という答えです

 

道徳上、倫理上、許されることではない、

だからそもそもそんなことを質問すること自体、

嘆かわしい。

世の中、どうなってしまっているのか、という論調。

 

「そんなことを言う奴はげん骨だ。ちょっとこっちこい!」

これで解決できるのなら健全な社会だといえましょうが、

この答えが質問者を満足させるでしょうか。

 

そもそも答えになっていない

WHY(なぜ)と聞いているのに

BECAUSE(なぜならば)と答えていない。

 

「なぜ空は青いの?」

と尋ねられて

「空は青いに決まってるだろ。ばか!」

と言われているのと同じです。

 

これで「そうだった。こんな質問する自分がどうかしていた。」

と懺悔する子供ならいいのですが、

少なくともこの名古屋の女子大生には

通用しないように思われてなりません。

 

やはり人命の尊厳の理由をはっきり伝え、

「こんな重い人命を奪ってはならないのがよくわかりました。」

と胸にコトッと収まるまで、

きちんと説明しなければならないのではないでしょうか

どんなに時間がかかっても、です。

 

 

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