親鸞に学ぶ幸福論

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「わかってくれない」の不平の心をちょっとずつ「わかってあげよう」と努める心に変えていくと人間関係が変わり始める【業界(1)】

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夫が会社で辛いことがあって、

ふさぎこんで家に帰ってきます。

 

「男は外に出たら七人の敵がいると思え」

とあるように

会社ではいつも戦っています。

 

ノルマもあれば、派閥もある。

会社の部署でも足を引っ張ろうと讒言する者もいれば、

露骨に無能扱いする上司もいる。

 

「あ~、いい加減辞めたい!」

投げ出したくもなりますが、

家族の顔を思うと勝手な真似は許されない、

とがんばっています。

 

家に帰っても

「どうせこんな苦しみ、妻に言ったところでわかってもらえるはずはない」

とわかっていますから、

「メシ、フロ、ネル」で布団にもぐりこむ。

 

奥さんも奥さんで、

姑とのことで悩んでいる。

 

姑の心無い言葉に

「なんでこんなこと言われなきゃならないのか。」

頭の中にその言葉がグルグルして、

憤りで胸が詰まり、

どうにも収まりがつかない。

 

夫にしか言える人はありませんから、

話を聞いてもらいたいとずっと待っていたのに、

夫がすぐ寝てしまうのにやりきれない気持ちになる。

 

「私のことなんか、ちっともわかってくれない!」

心が叫ぶ。

 

夫は夫で、

「妻なんかおれの気持ちを分かってくれない」

 

妻は妻で、

「夫は私の気持ちなんか分かってくれない」

 

お互いに悩んでいます。

お互いが「わかってくれない。わかってくれない。」

と恨んでいます。

 

そんな場合、己自身にこう反問してみたらどうでしょう。

 

「わかってくれないと苛立っているその相手の苦しみを、

自分自身は果たしてどれだけわかってあげられているだろう?」

 

「いや、わかってあげようとどこまで努めているだろうか?」

 

そう自問すると

「自分も相手の苦しみをわかってあげられていないなぁ。」

と反省します。

 

「そもそもあの人に苦しみなんかあるんかい。」

程度に思っているのですから。

当然、「なんとかわかってあげたい。」

と悩んでもいない。

 

それでいて自分だけが、

「わかってくれない、冷たい人だ」

と罵ったり、責めているのは

あまりにムシがよすぎる話でないか・・

 

「わかってくれない」ことには過敏でも

「わかってあげる」ことには鈍感なのが人間の実態です。

 

「わかってくれない」

の不平の心をちょっとづつでも

「わかってあげよう」

 

と努める心に変えていったら

人生は大きく変わり始めます。

 

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