親鸞に学ぶ幸福論

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親鸞聖人が越後流刑にあってまで人々に伝えたかった「信心獲得」とは

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「人の信心、アレコレ言うものではない。」

という人があります。

 

「その人がそれを信じて喜んでいるんだから、

他の人が首突っ込むものではない。」

こういう意見は人生経験豊富な常識人ほど、

主張することではないでしょうか。

 

信じているものをアレコレ言われるのは、

ちょうど好きになった女性の悪口を言われるようなもので、

誰しも腹が立つことです。

 

そういう点からいうと、

親鸞聖人という方は

人の信じていることを

アレコレ言われた方です。

 

信心にも

正信心、真実信心」と

「迷信、邪信、間違った信心」と

二つある、と分けられ、

それはもう徹底して、

その分別を明らかにされた方だからです。

 

それがあまりにもハッキリしていたので、

間違っているといわれたほうが腹を立て、

ついには越後流刑(今の新潟県)になっておられます。

 

しかしよく考えてみてください。

たとえば、自分の娘が年頃になって

結婚したいという男性を連れてきたとしましょう。

 

その男性、なんと父親である自分よりちょっと上の年齢、

しかも暴力団の幹部、背中には刺青、愛人はほかに2人・・

そんな人だったらどうします

 

娘はとても嫁がすわけにはいかない、

と必死になることでしょう、

 

「お父さん、うるさいな~

人の信じている人にアレコレ言わないでよ」

といわれて、

「うむ、それももっともだ。

人の信心あれこれ言うものではないもんな。」

と引き下がるでしょうか。

 

「早まるな」

「目を覚ませ」

「だまされているんだ」

世の親なら、黙っておれないでしょう

 

大体父親というのは娘が連れてきた男性を、

たとえ誰であっても反対するものなのです

 

娘が腹を立てようが、うるさがろうが、

干渉せずにおれないのは、

だまされて悲しむ娘の顔が見たくない、という親心でしょう。

 

【信じたものに裏切られた時に人は苦しむ】

それがよくわかるから、

「娘を苦しませたくない。」

「裏切るようなものを信じてほしくない。」

と親が必死になるのは当然のことです。

 

「誰が何を信じていようが、

 だまされて苦しい目にあうのはその人なんだから、

 オレには関係ない、ケンカは嫌だし」

と無関心な人は無慈悲な人です。

 

親鸞聖人が

「裏切られて嘆く人々の姿は見ておれない」

とやるせなく、流刑にあわれるまでに、

徹底して正しい信心を明らかにされ続けられた、

その御信念のおかげで

私のような者が

仏法を聞かせていただくことができたことを思うと、

感謝の心に胸が詰まります。

言葉もありません。

 

 

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