親鸞に学ぶ幸福論

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夏目漱石の『草枕』の冒頭「とかく人の世は住みにくい」つくづく共感。。【娑婆(1)】

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『娑婆(しゃば)』とは仏教の言葉です。

 

今日では刑務所の外を指す意味だと思っている人が多いです。

刑務所での刑期を終え、やくざが出所してタバコを吸って、

「娑婆の空気はうまいぜ。」と使ったりしてます。

 

本来『娑婆』とは

インドの言葉です。

お釈迦様はインドの方ですから、

サンスクリット語で「シャバ」、

仏典が中国に伝わり、漢字で音表されたのが

『娑婆』です。

私たちが今住まいしている人間界を指して

『娑婆』といいます。

 

意味は『堪忍土』ということです。

堪忍しなければならない世界ということです。

 

この世は堪忍土、思い通りにならないことばかりで

常に堪え忍んでいかねばならない世界です。

 

「智に働けば角が立つ。

 

 情に棹させば流される。

 

 意地を通せば窮屈だ。

 

 とかくに人の世は住みにくい」

 

夏目漱石は『草枕』の有名な冒頭をこのように書き出しています。

 

 

「智に働けば角が立つ。」

あいつは冷たい。人情味が薄い。杓子定規だ、理屈っぽい。ドライだ。

 

「情に棹させば流される。」

優柔不断だ、頼りない、日和見主義だ、一貫性がない、

 

「意地を通せば窮屈だ。」

意固地だ、頑固だ、融通が利かない、偏屈だ、

 

どんな生き方をしても

人からの非難は免れようもありません。

 

どんな仕事についても、

サラリーマンになっても

起業しても

独身でも

結婚してみても

日本に住んでも

イタリアに住まいしても

いくつになっても

どこへ行っても

堪え忍んでいかねばならない。

 

成功すれば妬まれ、

厳しい目にさらされることになり、

失敗すれば馬鹿にされ、

無視されることになる。

 

この道だけは自由だ、というのはどうもない。

つくづく『娑婆世界』だな、と知らされてまいります。

 

なぜそうなってしまうのか、考察していきます。

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