先日お話した人が、
コールドリーディングを勉強しているそうで、
いろいろ聞きました。
私としては「古畑任三郎」のドラマを思い出しました
何気ない会話のやり取り、
服装や髪型や待合室での様子、
あるいは事前にネットでデータ収集して、
さぞぴたりと当てたように振舞う。
自称霊能力者が過去のことや現在の心境を
「あなた、こういうところありませんか」と
いうと当てられた感じがして、
ドキッとするのでしょうが、
あとから冷静に振り返れば
誰でも当てはまるようなことを言ってるだけです
たとえ外れても動揺せずに
切り返すのも手馴れたものです。
以下は昔からある有名なジョークです。
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占い師を今ひとつ信じられない男が確かめようと聞いた。
「未来のことはいいから、
今度は俺がどういう人間なのか当ててください」
「そうですか、それでは……。
まず、あなたは三人の子のお父さんです」
「なんだよ。最初から間違いじゃないか」男は言った。
「俺は四人の子の父親なんだ」
占い師は静かな声で言い返した。
「それは、あなたがそう思ってるだけです」
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これは笑い話ですが、
実際の、外れた時の切り返しも
静かな断言で、
威厳を持たせるような環境設定で言ってくるので、
ついついだまされていく。
「論より証拠」ですよ、と何か見せつけられても、
このご時世、どんなトリックもできますので、
むしろ「証拠より論」で、
理性でしっかりと納得できる、信用できるものを
見極める必要があります。
特に昨日お話しましたように、
苦しい時、不安に押しつぶされそうなとき、
「溺れる者はワラをもすがる」で
すぐ何かにすがりついてしまう、
騙されやすい時だと自覚して、
厳に警戒しなければなりません。
占い師、霊能者だけでなく、
悪徳業者やホストや、いろいろありますので、
「転ばぬ先の杖」として、
今日は書きました。
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