親鸞に学ぶ幸福論

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夏目漱石の『草枕』「とかくに人の世は住みにくい」につくづく共感。大人も子供も…

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怨憎会苦(嫌いな人と会う苦しみ)をテーマにしていますが、

皆さんからいただくメールや質問、コメントなどから

この苦しみから救われたい人が

たくさんいることが知らされます。

 

以下、いただいた感想から幾つか。

 

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そうですね仕事が嫌なのも、

ストレスが溜まるのも

合わない人と一緒にいなくてはならないから

解決法はあるのかなぁ

 

自分が「怨憎会苦」と思われたら

どう修正したら良いのでしょうか・・・

是非教えてください

今まさに

主人から、その状態で

危機なのです

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・学校では、いじめ

・職場ではセクハラ、パワハラ、

・家庭では家庭内離婚、DV、嫁姑のいさかい

 

これらみな『怨憎会苦』

世に愁嘆の声は満ちています。

 

『怨憎会苦』で苦しみたくなかったら、

怨まなければいいんだよ、

憎まなければいいんだよ

といわれれば、

確かにその通りですが、

簡単に憎悪の心を忘れられないのが人間です。

 

「汝の隣人を愛せ」といわれても

隣人やルームメートだと、

ピアノの音がうるさかったり、

部屋を散らかしたり、

余計確執が生じるのではないでしょうか。

 

「右のほおを打たれたら、左のほおを出せ」

といわれて、実践してみたところ、

今度は左のほおも引っぱたかれたらどうする?

また右のほおを出すか?

それも引っぱたかれたら?

・・・どこまで我慢できますか

 

怨憎の心を無くせない人間の実態が

知らされてまいります。

 

では、もう一つの解決法。

嫌いな人と会わなければいいではないか。

 

「NOの言える自分」

「人に振り回されない生き方」

 

しかしこれも人間は社会の中で生活し、

いろいろな人に支えられて生きているのですから、

かなわないことでしょう。

やはり一人で生きていくのは困難です。。

 

怨憎の心も無くならなければ、

会わないようにもできないのだから、

『怨憎会苦』は避けられません。

 

夏目漱石『草枕』の冒頭の

「智に働けば角が立つ。

 情に棹させば流される。

 意地を通せば窮屈だ。

 とかくに人の世は住みにくい。」

を思い出します。

 

何とか調整して、

うまくやり過ごして

対処していかねばならないことで、

その方法論もあまたあれども

この道に完成や卒業はありません。

 

死ぬまで続く『怨憎会苦』の波を乗り越えながら、

人はどこを目指すのでしょうか。

 

 

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