親鸞に学ぶ幸福論

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親鸞が「情けないなぁ」と懺悔された、愛する人と憎き人との違い目とは?【怨憎会苦(4)】

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なぜ『怨憎会苦』に翻弄されてしまうのか。

考察してみましょう。

 

【愛憎違順することは

 高峯岳山に異ならず】

という親鸞聖人の言葉があります。

 

「愛憎違順(あいぞういじゅん)」とは

自分に従うものは愛して近づける。

自分と違うものは嫌って遠ざける。

 

【順】とは、

「自分を評価してくれる人」

「認めてくれる人」

「後押してくれる人」

 

こういう人は【愛】する

「良い人」

「好きな人」

「正しい人」

「正義の人」と評価する。

 

【違】とは、

「自分と違う人」

「自分のことを認めてくれない人」

何だ、お前いたんか?と無視する人」

 

こういう人は【憎】む

「嫌いな人」

「悪い人」

「間違った人」

 

「あの人のせいで周りのみんなが迷惑している」

と言い出す。

 

(周りのみんなじゃないだろ?

 あんたが迷惑してるから、言ってるんだろうが。)

 

自分にとって都合悪い存在だと、

あの人がいると会社がだめになる、

チームが勝てなくなる、

と持論を展開し始める。

 

「高峰岳山(こうぶがくさん)」とは

極端に山谷ハッキリした

反り立つ絶壁のような山のこと。

 

 

言うこと聞いてくれる、都合のいい人は、

山の頂のように、

どこどこまでも「好きっ」

 

言うこと聞いてくれない、都合の悪い人は、

谷の底のように、

どこどこまでも「嫌いっ」

 

「親鸞の心はなんて極端で浅ましいんだろう。

 差別なく接しなければならないのに、

 この心どうしたことか。

 情けないなあ。恥ずかしいなあ。」

 

と懺悔された歌です。

 

 

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