「やりたいことやれば死んでも満足」
という人生観を考察しています。
「~したら死んでもいい」
「~できたら死んでも悔いない」
このようなセリフは普段よく耳にしますが
実際は「死んでも」という言葉は
安易に言えるような類のものではありません。
「死」の存在は、
私たちが普段イメージしているそれよりも
ずっと強烈です。
目の前に本当の死をつけつけられると
求める物が劇的に変わってしまうことでしょう。
今までどうしてもこれが欲しい、
と思っていたもの。
人によってそれは各々で
億万長者だったり、
社長のポストだったり、
あこがれの人の愛情だったり、
いろいろですが、
いよいよ死ぬ時、
死を前にすると
粉々に砕け散ってしまう・・
それだけの力が「死」にはあります。
死を前にして「どうぞご自由に」と
やりたいことができるようにしてもらえたことは、
ちょうど、泳ぎが大好きな人を
「存分に泳ぎなさい」と
太平洋の真ん中で置き去りにするようなものだ、と
いえましょう。
そこには確実に死の影があるのですから、
泳ぎの喜びはもう見当たらなくなるのです。
仏教では、人生を
【360度空と水の水平線の海を泳いでいるようなもの】
と例えます。
これを『生死の苦海』といいます。
この生死の苦海を渡しきる大船を
明示されたのが親鸞聖人です。
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