親鸞に学ぶ幸福論

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釈迦の『天上天下 唯我独尊』は「人間に生まれて良かった!」という喜びいっぱいの宣言

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「人命は地球より重い。」

「人間は生まれながらにしておかしがたい尊厳を有している」

といわれますが、

では人命の重さの根拠を問われたら

あなたならどう答えられるでしょうか。

 

お釈迦様は

「天上天下唯我独尊」

「人身受け難し 今已に受く」

(人間に生まれてよかった、なんと人間に生まれるのは素晴らしいことなのか)

という尊厳さを明らかにされました。

その仏教をこのメルマガではお話ししております。

今日も一つの話を切り口にお話しします。

 

2012年、将棋界に激震が走りました。

コンピューター将棋ソフト「ボンクラーズ」が、

元名人・米長邦雄永世棋聖を破ったのです。

 

あらかじめ「定跡」が打ち込まれた過去のソフトとは違い、

ボンクラーズは5万局の棋譜を教科書として

「人間が指しそうな手」を自ら学習する「機械学習」によって、

プロ棋士並みの強さを手に入れたのです。

 

対局は、序盤からコンピューターの弱点を突く秘策を繰り出す米長棋聖に対し、

ボンクラーズは圧倒的に押されながらも、

中盤に逆転、勝利を収めました。

 

対局中のログを分析したところ、

不利な場面でも完璧に相手の手を読みきって、

最善の対応をしていたことや、

こう着した中盤で相手が最善手を外したと見るや、

瞬時に突破口を見い出していたことが分かりました。

 

米長氏は「かつての大名人・大山康晴と戦うようだった」と語りました。

 

コンピューターが人間にチェスで勝ち、このたび将棋で勝ち、もう何年か後には

囲碁にも勝つといわれています。

 

やがてはコンピューターの何万通りのデータから分析したその正確な判断は

誤診の多い医者の診断よりも、

偏見で曇った経営者の戦略よりも、

難しい子育て、教育においても

適切な指示を下す時代が来ることでしょう。

 

しかし、どれだけ、性能のいいコンピュータがあっても、

もう答えられない難問があります。

 

それは

「人は何のために生まれてきたのか?」

「死んだらどうなるのか?」

という問いです。

 

脳科学者の茂木健一郎も『生きて死ぬ私』の著の中で

『どんなに科学が進歩したとしても、

何らかの価値の基準を求める人間の心が変わるわけではない。

私たち人間はどこから来てどこへ行くのか、

人生の究極の目的は何なのか

といった問いの重みが変わるわけではない。』

 

人間にしかない疑問であり、不安であり、

まことに人間らしい問いと言えましょう。

そしてそこにどんな精巧なコンピューターより重い、

人間の尊厳の入り口があるのです。

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