親鸞に学ぶ幸福論

「そんなにしてまでなぜ生きねばならないのか」はっきり示した、メールdeで学ぶ仏教教室です。無料メール講座が好評です。受講者4000人。

寂しいと自殺したくなる。自殺を解決するには…

f:id:kikuutan:20150320191125j:plain

水商売の女性の自殺が一番多いのは年末、年始だ、

という記事を読んだ事があります。

 

普段は家庭を省みない男たちも、

正月には家族の元に戻っていく。

その寂しさと裏切りに耐えられないのでしょう。

 

その昔、法然上人が土佐に向かわれる途中、

船中である遊女が、

仏教を聞きたいとお願いした

という記録があります。

 

人に言えないようなつらいことが多かったその遊女は

「何のために生まれてきたのか」

「なぜこんなに苦しいのに生きねばならないのか」

法然上人に積年の己の思いを吐露したのでした。

 

70を越えられた上人でしたが、

疲れを省りみられずに

彼女の悩みと真剣に向き合い

切々と仏法を説かれました。

 

遊女は、自分にも尊い生きる意味があることを知らされ、

「あの時、自殺しなくてよかった・・」

と感涙にむせんだ、とあります。

 

数年前、現職の金融担当大臣の自殺が報道されました。

愛人との関係が週刊誌で暴露されることになり、

その週刊誌の発売日の前日に命を絶ちました。

享年73歳。

京都大から官僚となり、国民の代表たる代議士に推され、

大臣にまで登りつめた所で、

人生の大きな苦難が襲ってきたのです。

 

発覚したら大臣免職、

地元の支援者を失望させ、

家族にも合わせる顔もなく、

日本中から呆れられ、下げずまれることになる。

政治家という人種は人からの目を人一倍気にする性分でしょうから、

その週刊誌の発売が一日一日近づくのが

恐ろしくて仕方なかったのでしょうか、

発売日前日に自ら命を絶ったのです。

 

それでもなぜ彼は自殺しなければならなかったのか

そこまですることないじゃないか、

という声も聞かれています。

 

どんなに恥ずかしくても

どんな屈辱を受けても

生き抜かねばならない「尊厳な生きる意味」があることを

彼自身が知らなかった、ということに尽きます。

 

いや、知らないのは当然で、

教える人がいなければならなかった。

遊女に法然上人が切々と説法されたように

彼の元に現れて法を説く、しかるべき人がいなければならなかった、

とやはり思うのです。

 

=========

親鸞聖人の教えられた生きる意味を分かりやすく体系的に学べる
全20回の無料メール講座です。
おもしろそうだなと思われた方はこちらから登録できます。
登録解除もいつでも自由なので、一度お試しに覗いてみてください。

 

「一から分かる仏教」無料メール講座
メールアドレス:
お名前:

=========


仏教の教えをわかりやすく体系的にお話する

20回の無料メール講座好評配信中。