親鸞に学ぶ幸福論

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『千里の道も一歩から』鎌倉の封建社会時代に大改革をなされた親鸞という人

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オバマ大統領のことを通して

「アメリカは人種差別撤廃に向って動いた」と昨日論じたところ、

「甘くない」「実情はこうだ」

と辛口のご意見を幾つかいただきました。

 

私としても、青臭い理想論を掲げて書いたのでもありません。

以下に示すのは、1985年に出版された アメリカの高校の教科書のものですが、

暗澹たる実情が見えてきます。

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「原子爆弾は、はじめナチスドイツの 息の根を止めるために開発されたものであった。

しかしドイツはアメリカの原爆が完成する前に 降伏してしまったが、

ルーズベルト大統領は、 それ以前に、原爆はドイツに対してではなく、

日本に投下することに決めていた。

それは、多くのアメリカ国民が、

もともとヨーロッパからの移民の子孫であり、

こうした恐ろしい武器を

『古い故郷』であるヨーロッパに投下することを好まない

と判断したからである。

また一部の人々は、

原爆はアメリカ人にとって あまり親しみのもてない、むしろ恐ろしい、

しかも深い憎悪を持つアジア人の国に落したほうがよい

と主張していたからである」

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「なんだよ、これが国家の検定した教科書か」

とその内容に驚きを隠せません。

これに比べたら日本の教科書問題など かわいいものだ、と思いました。

こんな教育を受けた人が

現在は40代の働き盛りであるのが

アメリカという国なのです。

 

私も2年間アメリカに住んでいましたので、

「こいつ、オレのこと、戦争で負かした国の国民と思っているな」 と、

話しの端々から感じる人と出会い、

苦笑したことがありました。

 

そんなアメリカへの不信感はあります。

オバマも暗殺の危険すら否定できません。

厳しい現実にさらされていることも事実でしょう。

 

しかし「千里の道も一歩から」

白人以外の人種から、

世界のリーダーが生まれたというのは、

大きな前進には違いありません。

そういう決断をしたアメリカ国民にエールを送りたい気持ちです。

 

800年前の古、あの封建社会にあって、

親鸞聖人は 山上の仏教を山下の仏教に、

貴族の仏教を庶民の仏教に、

出家の仏教を在家の仏教に、 大改革をされました。

 

漢字のわからない人のために、ひらがなで、

長い文章は難しく感じる人には、

田植えしながらでも口ずさむことのできる「歌」の形で、

まさに大衆の中に飛び込まれて、

胸から胸へ、 仏法の灯火を点じていかれました。

 

自分も、遠く及ばないながらも

親鸞聖人の歩まれた御跡を慕い、

お伝えしていきたいと志しているものです。

 

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