親鸞に学ぶ幸福論

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『自利利他』の思考が社会貢献活動となる

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「どうして○○しないの?」

「もっと○○できないの?」

部下や後輩、あるいは奥さんなどに

気がつくとそういうものの言い方をしていることってありませんか

 

相手の心に余裕があるときは、

反省を促す、有効な言い方にもなります。

 

しかし、

相手に余裕がないとき、

疲れているとき、

自信を失っているときには、

相手を否定する言葉になります。

 

相手の心は萎縮してしまい、

ときに反発になったりします。

 

言う側としては

「相手を否定しているつもりはさらさらない、

 直してもらいたいだけなんです。」

と思っているので、

その反発や殻にこもる態度が不愉快になり、

ますます厄介な事態に及ぶ場合もあります。

 

例を出してみましょう。

 

皆さん、今こうして私の日記を

読んで下さっているのですが、

そこで、私がこういったらどうでしょう。

 

「もっと皆さん、真剣に読んで、

しっかりコメントできないんですか?」

 

どうですか

 

何かカチンときませんか。

 

自分なりに、読んでいるつもりなのに、

それを否定されたような気持ちになりますね。

 

「そんなに言うなら、もっといい日記かけよ」

と、言いたくなります。

 

これに対して、相手の現状を認める言葉は

どう言えばいいのか、

 

これは意外に簡単です。

 

「よく○○しているね。」

「よく○○したね。」

この○○に、【相手が現在やっていること】を

言えばいいわけです。

 

あるいは、この○○に、

【相手にやってほしいこと】

を言えばいいのです。

 

そうすると面白いもので、

相手はやれるようになってくるのです。

 

「どうして○○できないの?」

と相手の落ち度を責めるのか

 

「よく○○してるね。」

と相手の良い点を尊重するのか

先日話していた「シーソーの法則」を思い出します。

[

人に与えようとしている人は、

人から与えられる人になる、

これが釈尊の『自利利他』の教えです。

 

 

 

 

 

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