親鸞に学ぶ幸福論

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『虎の威を借る狐』であることを忘れるな【慢(2)】

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【偉い代議士の書生に出世するものは少ない】

昔から言われる言葉だそうです。

 

代議士先生に取り次いでもらいたくて

自分より一回りも二回りも歳も立場も上の人が

玄関番の書生に頭を下げる。

時には接待をして持ち上げたりもされる。

 

やがて書生は

自分がひとかどの人物になったかのように錯覚し、

人を見下し、偉ぶるようになり、

周りにあきれられて

やがて相手にされなくなる、というのです。

 

『虎の威を借る狐』という言葉がありますが

決して他人事ではありません。

警戒しなければならないことと感じます。

 

あるビジネス書にこんなことが書いてあり、

身につまされるものがあったので、

自戒を込めて紹介します。

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もし、現在あなたが大手企業に勤めているとしたら、

自分の実力について懐疑的になった方がいい

 

望むと望まざるとに関わらず、

大手では自分の実力が見えにくくなる

 

たとえば、あなたが営業課長として

10億円の商談をまとめた実績を持っているとしよう。

 

とてつもない金額だし、苦労の連続であったに違いない。

 

しかしそれは

「あの○○社の、営業課長であるあなた」

という肩書きがあってこそ

成立した商談である。

 

もしも「○○社の営業課長」という条件さえ同じなら、

他の人でもまとめられる商談かもしれない。

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私もお釈迦様、親鸞聖人のお徳で

皆さんから大事にされる

「虎の威を借る狐」であることを

ユメ忘れてはならないと

改めて知らされました。

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