親鸞に学ぶ幸福論

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士は己を知る者のために死す

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パワハラで苦しんだ経験のある人が25%、

特にここ数年急増していると数日前のニュースにありました。

 

・「お前なんかいてもいなくても同じだ」と無能扱いされた、

・仕事を与えられず、ずっと無視された

・自分だけ過重なノルマを与えられた

・時間外の飲み会や趣味を強要された

・「親の顔が見てみたい」などと、仕事に関係のない家族のことまでいわれた

・席が近くても、仕事のことは全てメールで、一切話しをしてくれない

 

こういう目にあって苦しんでいる人が私の周りにもいるのですが、

聞いてると

こういう無神経なことをする大人が本当にいるのかな

と首かしげたくなったり、

気をつけないと自分もこんなことあるかもしれない

と反省してみたり、

こういう目に合わずにここまでこれた自分は恵まれていたな

と感謝したり、いろいろ思います。

 

島左近という武将を石田三成は

「この人において他になし」とほれ込み、

なんと三成の全禄高の半分の俸禄で召し抱えました。

古今、家来が自分より録が高いなど聞いたことがないと

秀吉をも驚かせました。

 

『士は己を知る者のために死す』

のちに関ヶ原の天下分け目の合戦では、

時代の流れを見るに敏な武将が次々と家康側につく中、

劣勢の石田三成の西軍の中核で戦い、

度重なる突撃の末、討死しますが

最期の折の勇猛さ・狂気じみた奮戦ぶりは

東軍諸将のあいだでも語り草となったといいます。

 

パワハラの事例を聞いていると

こんな上司は武将でいうなら、

「かかれ」と家来に叱咤号令をかけても

まったく無視されるタイプといえます。

 

『士は己を知る者のために死す』の反対で

「こんな上司のために死んでたまるか」

とみな去っていくことになりましょう。

 

 

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