職場でも、学校でも、家庭でも
ミスの多い人と、ミスなくそつなくこなす人とあります。
あなたはどちらです?
ミスのない人は、ミスする人を見下す心が出てきます。
「もっと気を張れよ。おれなんかは少なくとも・・(以下、自慢)」
「もう少しみんなの迷惑考えたら。私はいつも・・・(以下、自慢)」
「あいつ、つかえないな。オレがあの仕事やったらもっと・・・(以下、自慢)」
と自惚れる。
ところが驚くことに、ミスする人は、
実はミスしない人に自惚れていたりします。
「あいつはエリートだからな、けっこう挫折があれば
すぐだめになっちゃうんじゃないか。
その点おれは雑草のように、踏まれても根強く生きてきたから。」
また、
「あいつは、叱られたことがないから、
叱られた人の心の痛みはわからんだろう。
おれはいろいろの失敗を経験しているから
落ち込んでいる人の気持ちがよくわかる。」
と自惚れている。
自分のこと振り返ってみても、
どちらの立場でも思い当たることばかり
どっちに転んでも、自惚れから離れられないのでしょう。
釈尊は人間は「慢のかたまり」と教えられました。
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