【迷信(1)】
この心理テストあたる~、とか、
あのヒーラー、私のこと、わかってる。。
とか、よく聞く話ですが、
よくよく振り返ってみると
誰にでもあてはまるようなことを言っているに過ぎないことがわかります。
という心理学用語があります。
誰にでも当てはまるような表現を、
自分だけに適用される極めて正確な内容だと
思い込んでしまう心理現象をいいます。
「あなたは使われず活かしきれていない才能をかなり持っている方ですよ。」
「えっ、やっぱり!?」
「あれは正しい判断だったのかな、と真剣に考えること、時々ありませんか。」
「そういえば、よくあります~。」
「あなたはある程度の変化が好きで、制約が多いことに直面したときには
不満を抱く人でしょ?」
「あ~、そう言われてみれば最近もそうだな~。」
「そのうえ、あなたは自分の考えを持っていることを誇りに思ってます。
十分な根拠もない他人の意見は聞き入れたくない気持ちがあります。」
「あるある。なんでわかるんです?」
「あなたは社交的で愛想がよいときもありますが、その一方で内向
的で用心深く遠慮がちなときもありますね。」
「うんうん、こわいほど私のこと、わかっちゃうんですね~」
・・てな会話が毎日、どこかで繰り広げられています。
さらに、持っているペンや服装から職業を判断したり、
待合室で観察したり、
事前にインターネットで調べたりもあるそうですし、
会話から巧みに情報を引き出そうとします。
騙されないためにも
あいまいな性格診断ではなくて、
あなたしかわからないこと、
しかもイエスかノーかで答えが示されるような質問を20個くらいされてみたら
いいと思いますよ、確かめたいときは。