親鸞に学ぶ幸福論

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自分を幸せにするための設計図

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【出世本懐(3)】

人間50も過ぎると、体に疲れが抜けなくなってきます。

それでも仕事は来る日も来る日も

気の休まる間もなくやってくる。

終わりがない。完成がないことをずっと続けているのに、

いい加減嫌気がさしてくる。

しかし社会的責任を果たさねば、と

疲れる体にムチ打って働き続けます。

 

生きる明かりは「定年退職」。

退職したらゆっくりできる。

悠々自適に好きなことができると

それを明りに生きてきたのに、

いざ迎えてみると何をしたらよいか分からず、

家でごろごろと無気力になる人が多く見られます。

居場所を失って、焦る人も少なくありません。

小冊子プレゼント企画で、

小冊子を読んで下された方から多くの感想をいただいていますが

その感想の中にも、そんな焦燥感の一端を垣間見ることができます。

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私は現在63歳になります。

わずかな運の良さに恵まれ多くの人よりは恵まれた境遇にあり

今後も生活に不自由することもないと思っています。

既に子や孫にも恵まれてそれぞれが独立して生活していますので、

これも順調すぎるくらい幸せです。

しかし、さすがにこの年になると残り少ない人生を考えます。

あと1年位で会社を辞める予定にしていますので、

いよいよ退職後の人生が始まるわけです。

最近は、与えられた人生は残り20年と仮定して、

自分の生活を想像して

如何にして最後の時まで生きようかということを考えています。

欲張りですが、残る人生を無駄に過ごし、後悔もしたくないと思っています。

冊子に有る通り、幸せな余生とするために、

自分のやりたいことをやろう、とか、

ボラティアでもして、他人のために貢献しようとか、

妻と二人の生活を如何にして楽しくしようかとか・・・

自分を幸せにするための設計図を思い描いています。

今回の冊子を読ませていただいて、

どこかで漠然と感じていた疑問か不安のようなものが少しだけ見えてきました。

やはり、そのようなもので人生の幸福はあり得ないし、

それが永久不変であるとも思えない・・・・

でも、それなら残る人生は如何に過ごすべきかが、未だに解りません。

それらが決して本当の幸せではないことはおぼろげに解って、

その次がまた解らないのです。

本当の幸せとは何か、おもしろそうだし、

是非知りたいと思います。

固くなった頭では、なかなか理解できませんが

これからのメール講座を楽しみにしています。

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この方は小冊子を通して、心の中にある

「どこかで漠然と感じていた疑問か不安のようなもの」

を感じられたとのことですが、

その漠然としたものの正体は

実は底知れないほど深く、暗いもので、

仏教はその解決を唯一の目的としています。

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