親鸞に学ぶ幸福論

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敵を知り 己を知らば 百戦して危うからず   【法鏡(3)】

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なぜ自己を知ることが大事なのでしょうか

「自分とは何か?

 そんな一円の得にもならないことあれこれ論じるひまあったら

 どうやったら儲かるか、

 どうしたらあの人が振り向くか、

 を考えた方がいいじゃないか。」

という人もあります。

 

しかし自己の姿を知らないで、

真の幸せを得ることは難しいのではないでしょうか。

 

「敵を知り 己を知らば 

 百戦して危うからず」

孫子の兵法書にある有名な言葉です。

 

【敵を知る】とは

兵隊の数は?

どんな武器を使っているか?

敵の大将の器は?

 

しかし、それ以上に大事なのが、

【己を知る】ことです

 

味方の兵隊の数は?

こちらはどんな武器を使っているか?

オレの大将としての器は?

 

これこそハッキリ知っておかないと、

戦にはもう勝てない。

 

戦争だけでない。

 

己を知らねば、人生の勝利者になれない。

 

就活を例にとってみましょう。

 

まずエントリーシートを書くところから始めます。

 

自己分析し、

自分の適正に合った仕事を選ぶところからです。

 

「あの会社ステイタスあるし、収入もいい。」

と、会社だけを見て、

己を知らずば、

就活はうまくいかないものです。

 

例えば、ジャニーズ事務所に

タレントとして就職したい

と思っても、

誰もが入れるわけではない。

(私は当然小学校のときからあきらめています)

 

結婚でも同じことです。

 

あの人カッコいいと思っても、

問題は自分が何十年も

その人と人生を共にできるんだろうか、

ということでしょう。

 

「この人は自分をずっと大切に思ってくれる人なんだろうか?」

と相手を見極めることも大事ですが、

「自分はこの人をずっと愛し続けることができるだろうか?」

「共に生活していく中でこの人に嫌われないような言動を

 自分はできるんだろうか」

 

これはもっと大事なのではないでしょうか。

 

離婚の原因は、

「相手を見ていなかった」

とも言えるがそれ以上に

「自分を見ていなかった」

ところにある、ともいわれます。

 

己の人生を勝利する要はやはり

「敵を知り 己を知らば 

 百戦して危うからず」

となるのではないでしょうか。

 

仏教は別名『法鏡』といわれます。

私の真実の姿を映す鏡ということです。

 

平泉藤原一門が一切経を学ぼうと宋より輸入した時、

10万5千両で購入したそうです。

 

これを現代の金額に直せば、数十億円となります。

 

これだけのお金があれば、

新幹線整備やオリンピック誘致の運動とか

いろいろできると今の政治家なら考えそうですが、

それよりも、当時の平泉一門は

法鏡を見つめ、己を知ることに

重きを置こうとしたのかもしれません。

 

 

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