お釈迦様は仏教を『法鏡』と言われました。
「仏教は私のありのままの姿を映す鏡だぞ」
と仰言っています。
私たちが普段自己を知る手がかりとしているのは、
多くの場合、『他人鏡』です。
『他人鏡』とは
他人様の目に映れた自分の姿を見ていくということです。
人は自分のことをあれこれと評価します。
「あの人はああいうところあるよね。」
「あいつってこういう人だよ。」
といろいろ言われることがありましょう。
それを虚心坦懐に、掌を加えずに
「ああ、俺ってそういう人間なんだなぁ。」
と受け止めていくのが『他人鏡』です。
SNSなどの紹介文とかは、
この場合適当ではありません。
結婚式の友人のスピーチも
当てになりません。
ああいう場ではいいことしか言いませんし、書きませんから。
紙を配り、匿名で、
筆跡鑑定も出来ないようにして、
「○○○○とはどんな人間でしょうか。
みなさん、思うところを書いてください。」
と職場のみなさんに書いてもらう。
それを一枚一枚、読んで
「はぁ。。こんな風に思われていたのか。。。。」
と確認していくことです。
さて、この鏡は自分の姿を正しく映し出すでしょうか。
=======================
仏教を分かりやすく体系的に学べる全20回の無料メール講座です。
おもしろそうだなと思われた方はこちらから登録できます。
登録解除もいつでも自由なので、一度お試しに覗いてみてください。