■ことわざに、
『よく忘れる人は忘れない。
よく失敗する人は失敗しない。』
といわれます。
よく忘れる人は忘れない?
なぞなぞみたいです。
■自分は忘れっぽい、と自覚する人は、
忘れないように、対策を立てます。
こんなことくらい、覚えておれると思っている人は、
対策をたてないから忘れ易いのです。
失敗してしまう自分だ、と自覚する人は
ここで失敗したら大変だ、と思うから
何度も練習したり、反復したりします。
だから失敗しません。
失敗なんかするか、と自惚れていると、
準備して臨まないから、
思わぬ事態に大失態をさらすことになる。
これが
『よく忘れる人は忘れない。
よく失敗する人は失敗しない。』
という意味です。
■昨日のメルマガでは、
【心というのは、盆の上の卵のように、
コロコロ動くからココロと言われる】
とお話しました。
「私のことを大好きだ、
と言ってくれた、
あの人の心も変わる?
そんな悲しいこと言わないで。」
とかたくなに拒まれる方も
あるかもしれませんが、
これは悲しいことばかりではありません。
■『親しき仲にも礼儀あり』
といわれます。
まだ打ち解けていない時は、
相手に失礼なことをして
気分を害させることをしてはならない、
と気を張ります。
ところが親しくなってくると、
「オレとお前の仲じゃないか。」
と気安くなり、
手でやることを足でやるようになる。
足でやることもやらなくなる。
次第に相手から
あきれられるようになるが、
そんな、相手の心の変化にも
気付かずにいる。
■心はころころ変わりやすい。
その事実を見つめた上で、
この人とは、いつまでも
仲良くしていきたい、
と願うから、
崩れやすいものを、
大事に、大事に、育んでいこう、
となるのではないでしょうか。
はかなく、壊れやすく、
だからこそ
お互い支えあって、
大切に、大切に
守っていくようになるのだよ、
と説かれるのです。
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