親鸞に学ぶ幸福論

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年寄り笑うな行く道じゃ

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【老苦(1)】

「今日は部下の失態で四苦八苦したよ。」

というように使われて、

日本でもおなじみの四字熟語の一つですが、

元来、仏教の言葉です。

生・老・病・死の四つの苦しみを四苦、

愛別離苦・怨憎会苦・求不得苦・五陰盛苦

の四つを加えて八苦

これで『四苦八苦』といわれます。

それで今日はその中の一つ、

『老苦』について話をします。

 

【子供叱るな、来た道じゃ

 年寄り笑うな 行く道じゃ】

ということわざがあります。

【子供叱るな、来た道じゃ】とは

子供はよく失敗します。

子供だからです。

しかもそれを隠そうと

すぐばれるようなウソをつきます。

子供のウソを大人は見抜きますので、

常に、大人は叱る役、子供は叱られ役です。

「あまり叱るな、お前も通った道じゃないか、

 いや、もっとひどかったじゃないか」

ということ。

「年寄り笑うな 行く道じゃ」とは

年寄りは、すぐ物忘れするし、

駅なんか歩いていてももたもたして

周りをイライラさせます。

痴呆にでもなろうなら、

みんなから笑われたり、

嫌がられたり、

「ああはなりたくないなぁ」

「情けないものだなぁ」

と思いますが、

【行く道じゃ】

自分の行く先でないか、ということ。

まちがいない。

確実な行く先だ。

 

男性の老化は20才から、

女性は18才から老化が始まるといわれます

18歳の肌と24歳の肌、

パッと見には、そんな違いあるか、

わからないように見えるかもしれませんが、

知り合いのカメラマンは【歴然と違う!】という。

「何が違うの?」と聞けば、

「透明感が違う!」ときっぱり答える。

24歳の肌と30歳の肌、これまた【歴然と違う!】

・・・いやな話、スイマセン

でも、もう避けられない現実です。

 

どんな富豪でも、如何なる学者でも、

どの時代でも、どこの国でも避けられない、

生れ落ちた人間の普遍的な苦しみの一つです。

【人間は老いと病と死に向かって行進している】

これが釈尊が出家された原点でした。

 

ラジオ体操では最後に体操のお兄さんが

「今日も一日がんばりましょう!」と呼びかけると、

「おい、どこへ向ってなん!」

と突っ込みたくなるのは自分だけだろうか

“おれは日々、どこに向かってがんばって生きているのだろう”

時には静かに自問自答してみられたらいかがでしょう。

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