親鸞に学ぶ幸福論

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釈迦は、老苦との戦いに勝利はない、と説いた

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【老苦(2)】

 

カピラ城に太子として生まれられたお釈迦様が

出家される動機になったエピソードに

『四門出遊』という話があります。

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太子が東の門を出ると、

活気づいた町並みが広がっている。

町を見渡していたとき、

太子の目にとまったのが老人であった。

その時、太子は思った。

「哀れな・・・

 老いるということは、

 腰が曲がり、

 歯は抜け、

 歩くこともままならず、

 邪魔者扱いされてしまう

 自由に飛び回りたいのに、

 老いた身体という牢獄に閉じ込められ、

 自由を奪われている。

 今、若きを楽しむ私にも

 必ず年老いる未来が来る。

 私は衰える体を持ち、

 苦しみ生きていかねばならぬのか」

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釈尊はこの老苦を超える道は人生にないのか、

悩まれるようになります。

 

■今日でも「アンチエイジング」といい、

書店には美肌を保つマッサージ法を

紹介する本が並びます。

せっせとエステに通い、

スポーツジムやエアロビクスで体力作り、

『脳を鍛える大人の計算ドリル』など、

脳を活性化させる宣伝も多いですね。

 

■お金や時間をかけて

必死に「老苦」と戦ってはいますが、

考えてみれば、

長期戦に持ち込むことはできても

勝利はありえません。

「生きる」とは、20歳を越えれば、

老いに向かっての堅実な行進だ。

速度をゆるめようと必死だが、時間の問題です。

 

■なぜ人は老いの苦しみと戦って生き続けるのか、

ほとんどの人が目をそむける、

この根本の問いに

お釈迦様は真正面から挑まれたのです。

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