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親鸞に学ぶ幸福論

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ジャマイカになぜ世界の記録を塗り替えるアスリートが次々と現れるのか

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【名利(3)】

 

仏教に『名利』という言葉があります。

名利とは名誉欲と利益欲。

「人からほめられたい」という名誉欲と

「お金が欲しい」という利益欲、

この二つの欲を名利といいます。

親鸞聖人は

『名利の大山に迷惑する親鸞だ』と

懺悔されています。

朝から晩まで

名誉欲と利益欲に振り回されているのが

親鸞の実態だ、との告白です。

これは親鸞聖人お一人のことではないでしょう。

 

■人口約270万人、秋田県ほどの大きさの小さな島国であるジャマイカに、

なぜ世界の記録を塗り替えるアスリートが

次々と現われるのか、

その大きな理由としてあげられるのが

「短距離が熱狂的に好きな国民性」でした。

なにしろ高校選手権ですら、

3万人を超える観客が集まるといいます。

国民的な、人気の高いスポーツには

その国の優秀な人材が集まり、

その人たちが頭角を現したいと切磋琢磨するので

レベルも上がるのでしょう。

やはりモチベーションの原動力は

「名利」であることは否めません。

無人島、一人ぼっちで生活している人が、

三段跳びやハンマー投げの練習をすることはありません。

賞賛してくれる人もいない、

利益にもならないとなれば、

人はがんばれません。

現代の日本でモテモテ男といえば

バンドのボーカルだったり、

バスケのエースだったりしますので、

男子生徒はそういうの目指します。

ところが平安時代でのモテモテ男は

蹴鞠(けまり)が上手で、

短歌を読める人でした。

私の想像ですが、

おそらく平安朝の姫や女官は

以下のようなガールズトークを展開していたのではないでしょうか。

「あの男、どう?」

「ダメ、短歌がチョー下手!」

「ほら、でもあいつ、蹴鞠はすごいんだよ。」

「えっ、ほんと!?」

 

■重い石を持ち上げることが

名誉である村に生まれていたら、

それを持ち上げることができるよう、

懸命に訓練したでしょうし、

またある時代では軍人として命を散らすことが誉れだとなれば

先を争ってまで、そう目指してしまったことだろうと思うのです。

名利の大山に迷惑しているのは

古今東西変わらぬ人類の実態でしょう。

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