【因果の道理(1)】
■『因果の道理』は、仏教の根幹です。
根っこがなければ木は枯れてしまうように、
幹を切ったら、木は倒れてしまうように、
『因果の道理』がわからなければ、
仏教は一切わかりません。
釈迦一切経は七千余巻にのぼりますが、
それらを一貫しているのが『因果の道理』です。
ですから、このブログでも、
角度を変え、随時お話してゆくことになると思います。
■因果の道理とは、一言で言うと、
【ある結果には、必ず原因がある】
ということです。
【結果】とは、【私達の身の上に起きる、様々なこと】
今年1年もあと一ヶ月ちょっとを残すのみですが、
2015年は、皆さんの身の上に
どんなことが起きたでしょうか。
嬉しかったこと。
悲しかったこと。
悔しかったこと。
楽しかったこと。
いろいろなことが起きたと思います。。
これら身の上に起きたことはすべてあなたの【結果】です。
そこには必ず、あなたがそうなる【原因】があった、ということです。
■見ず知らずの場所で、たまたま知人と
出会うということってありますよね。
「偶然ですね~」と言いますが、仏教では、
そういう結果が起きた原因が必ずあったのだ、
と説きます。
考えてみると、結婚相手というのも、
35億の女性の中から1人選ぶんですよね。
向こうも35億の男性の中から1人選ぶ。
その1人と1人が結ばれる。
そして、ケンカしたり、支え合ったりしている。
そんな結果も、一人一人違います。
「なんで私ばかりがこんな目に・・」
と思う場面も少なくありません。
「あなたが受けたそんな結果にも、必ず原因があってのことなのだ」
と釈尊は解き明かしました。
■医学でも、「なぜこの腹痛が起きたのか。」
その原因を探求しますし、
科学でも、「なぜ雷は落ちたのか。」
探求いたしますが、
こと仏教において、
「結果には必ず原因がある」
という、この法則は大変厳格で
例外を一切認めません。
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