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親鸞に学ぶ幸福論

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沈んで屈するな浮かんでおごるな

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【順境と逆境(1)】

 

仏教に『順境』『逆境』という言葉があります。

『順境』とは調子のいい状態、

自分の思い通りになる時のことです。

やりたいことがやれるとき、

望んだことがかなう時

誰でもこんな時は元気が出ますし

毎日が充実します。

 

「逆境」とは調子に悪い状態、

思うままにならない時のことです。

面倒なことが次から次へと起こる

泣きっ面にハチ

弱り目に祟り目

ということわざもありますが、

何もこんな時にこんなことが起きなくても

と悪いことが重なることがあります。

誰しも憂鬱になりますし、

時には生きることが嫌になる、

そんなときのことです。

 

■あなたは現在、順境でしょうか?

それとも逆境でしょうか?

 

極端な順境、明らかな逆境、という人もあれば、

どちらかというと順境かな、逆境の方かな

という方もありましょう。

 

今、順境だと言っている人も

いつまでも続くものではない。

今日何か大変なことが発覚し、

今晩にはひどい逆境になっているかもしれません。

あるいは今逆境だと言っている人も

今晩には思わぬ素敵なことがあって

順境になっているかもしれません。

 

いずれにしても順境という状態もずっと続きませんし、

逆境という状態も続くものではありません。

生まれてこのかたずっと順境という人はありませんし、

逆にずっと逆境という人もまたありません。

 

どんな人にでも

順境と逆境があるということです。

 

よくあなたのまわりに、

「あいつに逆境あるんかな」

というような前向きな(能天気な)

人ってありませんか。

「いいなあ、あいつの人生は、順境ばかりで。

 逆境はないのではないか。」

とうらやましく感じられる人もありましょう。

しかし、そんな人にも必ず逆境はあります。

ただその逆境を顔や言葉に

あらわさないだけでしょう。

人間的に、そういう訓練ができている人なのではないかと思います。

 

逆にすぐに表情に表れて

とってもわかりやすい人ってありますよね

顔見た瞬間に、(あっ、今順境だな。)

部屋でぱっと姿見ただけで、(おっ、逆境だ。)

というように。

 

人によってわかりにくい人と

わかりやすい人はありますが、

どんな人にも順境もあれば、逆境もあります。

 

■ずーっと順境ということはありませんし、

ずーっと逆境ということもまたありません。

ちょうど、登山道のようなものです。

 

ひたすらのぼり道だけの山というのは

絶対にありませんし、

また下り道だけの、

登山道も絶対にないのです。

登り道があれば、下り道もある。

登り道は苦しいし、

急坂ならば、なおさらでしょう。

 

どこまで続くんだろう、この急坂は、と嘆きたくなりますが

長い登り道があった後ほど、

長い下り道がまたあるのです。

逆に長い下り道が続くということは、

やがて来る長い上り坂を

覚悟しなければなりません。

 

「春の来ない冬はない」

「朝の来ない夜はない」

どんな逆境も必ず終わりがあります。

その後は順境が待ってます。

逆に順境でうかれている人には、

「今だけだよ。」

「やがて逆境が待ってるよ。」

と、有頂天に水をささねばならないでしょう。

そんな状態はもう続きませんから。

『沈んで屈するな 浮かんでおごるな』

順逆共に心して進みましょう。

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