親鸞に学ぶ幸福論

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父は打ち 母は抱いて 悲しめば 変わる心やと 子は思うらむ

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【智慧と慈悲(4)】

 

「父は打ち 母はいだいて 悲しめば

   かわる心と 子や思うらん」

という歌があります。

 

子が過ちを犯せば、

父は打ち、母は抱いて悲しむという歌です。

私は小さいころ、何をしたかは忘れましたが、

(たぶん母親に悪態ついたかだと思います)

何回か父親に担がれ、

家の外に出されたことがあります。

玄関を締められ、ワンワン泣いて玄関の戸を叩いても開けてもらえず、

寒い冬の日だったこともあり、ギャーギャー言っていた時に

母親が裏口の玄関を開けてそっと家の中に入れてくれ、

あったかいスープを飲ませてくれたという思い出があります。

「かわる心と 子や思うらん」

 

そんな時、子供は、

父親は自分が嫌いなんだ、

母親は自分が好きなんだ、

父と母では自分への気持ちが違うんだ、

と思ってしまうだろう、と歌われています。

 

子供には、叱咤と抱擁にともにある、海より深い親の愛情が分からないのです。

 

 

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