親鸞に学ぶ幸福論

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家康が最も恐れた男

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以下は「家康が最も恐れた男」の一覧です。

今川義元織田信長武田信玄徳川信康

武田勝頼豊臣秀吉真田昌幸前田利家

伊達政宗豊臣秀頼石田三成小早川秀秋

直江兼続島津義弘島左近福島正則

加藤清正真田信繁大久保長安本多正信

ずらっと名前が挙がっており、コメントに

「家康どれだけビビリやねん」とあり、

笑ってしまいました。

 

挙がっている名前を見れば幼少期から晩年に至るまで、

「あいつさえいなければ」と彼を憂鬱にさせる者が

常に現れたことが窺えます。

その不安材料を何とか取り除こうと、

戦に明け暮れ、謀略の限りを尽くし、

気の休まることなき一生だったのでしょう。

それを家康は臨終に

「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし」

と遺しています。

 

しかし見方を変えれば、

それだけ油断なく、最悪の事態をも想定し、

早め早めに手を打って対処していったからこそ

天下人になれたともいえますし、

その天下もすぐに足をすくわれるような事態にも

ならなくて済んだといえましょう。

 

インテル」の創業者、アンディ・グローブの言葉に、

“Only the Paranoid Survive.”

(パラノイドだけが生き残る)とあります。

“Paranoid”とは、

不安神経症とも訳されます。

アメリカのビジネス界は

不安神経症の者しか生き残れない世界だ

と言っているのですが、

世の中というのは、そういうものなのでしょう。

 

しかしよく考えてみれば、

家康にしても、アンディ・グローブにしても

不安が好きだったわけではない。

誰も重荷を負うて遠き道を行きたい人はありません。

不安神経症でビクビクして生きるのを望んでいないはずです。

私たちは幸せを求めて生きているのです。

 

重荷を背負って歩く人の願いは

「早く重荷を下ろしたい」これ一つでしょう。

一国一城の主になれば、大国になれば、天下統一すれば、

不安の重荷を下ろせると目指したのに、

家康は少しも、目指す重荷が下ろせませんでした。

 

家康が真に願っていたのは、

天下統一でもなければ、

幕府を開くことでもなかった、

物心ついた時から晩年に至るまで、

家康が望んだことは、ただ一つ

不安という、人生の重荷を下ろしたかっただけです。

 

その願いを果たせなかった、家康の歎きが、

「重荷を負うて、遠き道を行くがごとし」

です。

 

本当に重荷を下ろせる人生の目的地はどこなのか、

そこを決して間違えてはなりませんよと、

お釈迦様は教えられています。

 

 

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