親鸞に学ぶ幸福論

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「神田川」の歌詞に込められた仏説

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愛別離苦(4)】


私よりもう一つ前の世代の人なら誰でも知っている、

南こうせつの『神田川』は、しみじみと聴かせる歌詞です。

神田川のほとり、三畳一間のアパートで

若い男女で同棲しているのですが、その女心を歌ったものです。

 

なんといってもあのフレーズ

「若かったあのころ 何も怖くなかった 

 ただあなたのやさしさが怖かった♪」
 
ここが白眉だと思います。

 

「若かったあのころ 何も怖くなかった」

何も怖くない、と言い切る彼女の強さはどこから来るのでしょうか。

留年も怖くない。中傷も怖くない。親から勘当されるのも怖くない。

なぜ怖くないのか。

それは「あなた」がいるから。

 

「ただあなたのやさしさが怖かった」

(ただひとつ怖いのは、あなたの一挙手一投足だった)

ということでしょう。

 

「あなた」という支えがあるなら、あとは何も望みません。

貧乏でもいい。友達がいなくてもいい。

親からあきれられたっていい。怖くない。

あなたがいるからです。

 

そんなすっかり身をゆだねる心情が深ければ深いほど

その支えを失った時の悲しみや苦しみは、言葉にできません。

 

だからこそ

「あなたのやさしさがこわかった」

あなたの心変わりがこわかった、

あなたの表情や態度にびくびくしていました、ということでしょう。

 

どんな幸せも続かない、一朝の夢、一夕の幻、

線香花火のようにはかないものとわかるから

それを予感して、愛している人と一緒にいる最中から、

心からの安心ができず、恐れおののき続けている、

そんな存在が私たちだと仏教では説かれます。

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