親鸞に学ぶ幸福論

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おごるなよ 月の丸さも ただ一度

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(1)】

 

「おごるなよ 月の丸さも ただ一度」

という歌があります。

欠け目がない満月のように、今の生活に何の不足も無く、

「あれがちょっと玉に傷で・・・」というところもない、

そんな、全てが上手くいくことなど、

なかなかあるものではありません。

 

「あのこと思い始めると不安だよなぁ。。」

とため息出るような、心に鉛抱えているものです。

いつだって、何かしらあるものです。

 

「欠け目のない満月のようにオレの人生、一片の不足もない」

と言い切れたときって、今までの人生で何度あったろうか。。

いや、たとえ一時そんな気持ちになったとしても

翌日にはまたため息つくようなことが出てきたのでないでしょうか。

 

【人は山のてっぺんに登ることはできるが、

そこに永く住むことはできない】

「何の心の負担もなく、安心満足したいな」

と思いますが、よく考えれば、人間はそんな状態になったら

有頂天になって、またどんな失敗をやらかすことかわかりません。

何かしら心配事を抱えているくらいの時のほうがあるべき姿なので、

安定して、健全でいいとも言えます。

 

当面の山を乗り越え、やれやれとほっとして

心がすがすがしくなる時がありますが、

そんな時に一本の電話で、難題がおきて

その悩みでまた悶々とするときがあります。

 

「せっかく今、一つの山を乗り越えたと思ったら、またか~」

とも思いますが、同時にまた

うぬぼれて失敗しないよう、奥歯かみ締め、生きていけよ、

と諭されていると思えば、逆の意味で安心する気持ちもあります。

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