■先日、高校生クイズ選手権決勝をテレビでやっていたのですが、
そのレベルが尋常じゃないのです。
「スリランカの首都はどこ?」
「スリジャヤワルダナプラコッテ!」
ピンポン正解。
「古事記で天岩戸に隠れた天照に舞を舞った登場人物の名前は?」
「あめのうずめのかみ!」
ピンポン正解。
・・・こんな感じ。
こいつら、何食べてこんなに知識あるんだ?
と関心を通り越して圧倒されてしまいました。
■こんな人はいつの時代でも重宝がられるし、大事にされます。
すごい人だなと感心もされます。
しかし人生かけてこの人についていきたいと
尊敬できる人かどうかというと、話は別です。
■重宝がられるとは言いましたが
今日は昔ほど貴重な存在とも言えなくなりました。
インターネットが世界を変えてしまったからです。
スマホで検索かければ有力な情報は瞬時に手に入る時代ですし、
ヤフー質問箱に投稿すれば、すぐこちらの質問に答えてくれます。
■情報社会に生きる私たちにとっては
知識量より、知識を活かす智恵こそが
求められているように思います。
『知識』をどのように活用すれば幸せになれるか、
その『智恵』ということになると、
今なお混迷を深めていますし、
幸せになりたい私たちにとって最も重要だからです。
船でいうならば羅針盤にあたります。
この智慧を磨くことをおろそかにしていると、
知識は宝の持ち腐れどころか、
悪用されることだってあります。
■兵器のことなら何でも知っているという軍事オタクがいて
「この戦車はソ連戦線に使われたドイツ製で性能としては・・・」
「この戦闘機の搭載する爆弾の威力は・・・」
とたとえどれだけ答えることはできても
その彼が指揮官として味方を勝利に導けるかどうかは別問題でしょう。
■あらゆる知識を的確に活用し、
「生きてきてよかった」という人生の勝利者になるにはどうするか、
仏がその智恵を持って説かれたのが仏教です。
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