親鸞に学ぶ幸福論

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説法もついつい自分本位の話をする

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【布施(1)】


新任教師が初めて赴任した小学校で、

最初に担当したのが6年生のクラス、

次の年に担当したのが1年生のクラスだったそうです。

1年生のクラスの最初のホームルームの時間に

「分かった人は挙手して下さい」というと、誰一人反応がない。

どうしてかと戸惑い、ハッと気付いたその教師、

「分かった人は手を上げて下さい」と言い直すと、

今度は皆、手を上げたとのこと。

6年生に分かる言葉でも、1年生には分からないことを

わきまえていなかった失敗です。

 

私はホームページや動画を作成する際、

わからないところをネット上のマニュアルを読んで

勉強することがありますが、

何しろ説明の文章に特殊用語が次々と出てきて、

よく分からず、イライラします。

これ、わざと読むの諦めさせるために書いているのかな

と邪推したくなるほどです。

おそらくそれらの専門用語も、書いている人には、

日常的に使っている一般用語なので、なじみすぎてしまって

分かりにくい思いは全くないのでしょう。

 

私も仏教の教えを伝える際、それが説法であれ、

こうしたブログやメルマガの文章であれ、

よくよく気を付けねばならないことは、このことです。

ついこちらが知っている仏教の言葉や教えを、

皆知っているかのように錯覚して、話を進めてしまうのです。

相手の立場に立てば、この言葉は適当か、

ここまで話して大丈夫か、配慮が及ぶのでしょうが、

ついつい自分本位の話をしてしまうのです。

 

仏教に教えられる善行の第一に挙げられるのが『布施』です。

『布施』とは、相手に与えること。

常に相手の立場に立って言動を考えるのも『布施』です。

仏法を伝える時は、相手が受取りやすいように

常に相手に慮り、話していく『布施』の精神に

心がけていけるよう、反省していきたいと思います。

 

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