親鸞に学ぶ幸福論

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私が幸せになれない本当の原因とは

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【自業自得(1)】


私が幸せになれない原因は何か、

たいていの人はこう考えます。

「こんな親の元に生まれたからだ」

「こんな人と結婚したからだ」

「こんな子供を持ったからだ」

「こんな会社に入ったからだ」

「上司がこんなだからだ」

「部下がこんなだからだ」

「この病気のせいだ」

「日本が悪い」

「時代が悪い」

といったものでしょう。

 

このようなものの考え方を

仏教では「他因自果」といいます。

「他」とは、自分以外の何か、ということで、

親、夫、妻、子、会社、上司、部下、国、時代、などです。

 

上司が悪い、そのために苦しんでいるんだ、と思う人は、

上司が原因で(他因)、

私がこんなひどい目にあっている(自果)と思っています。

こんな不況だからダメなんだ、と思う人は

時代が原因で(他因)、

自分の店は上手くいかない(自果)と思っている、

これらは「他因自果」の考え方です。

 

この「他因自果」のものの考え方を

一切否定されたのが、釈迦であり、仏教です。

苦しませる理由を

「上司ではなくて、会社の体質だ」とか、

「会社ではなくて、時代のせいだ」とか、

どんな鋭い視点を持ち出したところで、

それが自分以外の「他」である以上、「他因自果」ですから、

そういう考えを仏教は一切否定されている、ということです。

 

自分が苦しんでいるのは一見「他因自果」としか思えませんが、

冷静に、客観的に見れば、それでは説明できないことがあります。

たとえば上司のせいで苦しんでいる、と

思いこんでいる人は多いですが

考えてみれば、決してその上司の部下がみんな、

自分と同じように苦しんでいるのではない、と気付きます。

あるいは不景気が原因で苦しいと思っている人も多いですが、

不景気でも収益を倍増させている店もあるものです。

 

それはなぜだろうか、と考えが至った時、

実は上司のせいではなくて、時代のせいでもなく、

自分の何かに原因があるのではないだろうか、と

ここに初めて自己の問題に目が向くのです。

 

「なぜ他の人と違って、私はこんな目に遭うのか」

ところがそこでまた迷いやすき私たちは

「幼児期のトラウマ」「守護霊が悪い」「運気の悪い時期」

などまたしても「他因自果」の発想がでてくるのです。

 

どこまでいっても、なかなか自分にメスが入らず、

私たちは人生を暗くさせている原因が自分にあるとは思えません。

このメルマガは形をかえ、何度も「自因自果」「自業自得」ですよ、

と回数を重ねてお話ししてきましたし、

それを共感して読んで下されている方もありますが、

そんな方でもふだんの生活で、ふと気がつくと

「他因自果」の考え方に心が占領されてしまっていることに

気付かれることでしょう。

そんな簡単に迷いの心は払拭できるものではありません。

 

しかし自分以外の何かのせいにしている限り、

今の苦しみの輪から脱出はできないと、仏教は説かれています。

仏教は常に「自因自果」「自業自得」を宇宙の真理と説き明かし、

それには万に一つの例外もないと喝破します。

全ては己の蒔いたものが結果となって表れている、と認めることは

辛さを伴いますが、真の幸福にいたる大いなる第一歩です。

 

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