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親鸞に学ぶ幸福論

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女優の清水富美加さんの「出家」について

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【出家(1)】


女優の清水富美加さんが「出家します」と語ったことが報道され、

「出家」という言葉が話題のワードになっています。

彼女のいう「出家」とは、

彼女の信仰する「幸福の科学」の専属職員になることだそうです。

本来「出家」とは仏教の言葉なので、

仏教でいうところの「出家」の正しい意味について

今日はお話しいたします。

 

「出家」とは、世俗を離れ、戒律を守る僧侶となることです。

男性ならば女人禁制の地で、

女性ならば男性が立ち入ることのできない尼寺で、

ひたすら仏教の学問修行に打ち込むことです。

その目的は、煩悩に振りまわされない生活をするため。

愛欲や名利といった煩悩が、私たちを苦しませているのだから、

そこから離れる生活をするということです。

 

出家の者が異性のいないところで生活するのは

異性がいると、愛欲が生じ、執着も増すからです。

結婚し、子供も生まれれば、余計そうなります。

嫉妬や競争心や虚栄心や欲目などの醜い心も出てきます。

妻のせいでイライラさせられ、

子供のことで憂鬱が絶えず、と

常に妻や子供が煩悩をかきたてる縁となるので

「家庭」から離れるのです。

 

商売人が出家した、武士が出家した、というのも、

歴史上よくある話しです。

商売していくと、損得感情で常にせわしく

相手の財布のひもを緩ませる駆け引きに長けていき、

それで儲けても、さらなる金儲けの方法がわかってきますので、

ますます財欲がかき立てられ、心が穏やかになれないので、

「商い」から離れ、仏門に入る人がありました。

 

また武士や貴族は、位階や官職を競って、

駆け引き、騙しなどの権謀術数、

暗殺、戦などの血なまぐささが絶えないので、

その修羅の世界を厭い、「武士や貴族の世界」から離れ

出家する人もありました。

 

家庭、商い、武家、そういった煩悩をかき立てる環境から離れ、

心静かに仏道修行に打ち込むために「出家」するのです。

 

親鸞聖人も、自分を苦しませる煩悩をなんとかしたいと

9歳の時に出家されています。

当時の仏教の中心地、比叡山に入られました。

では、親鸞聖人は清らかな山で、煩悩が滅し、

穏やかな心になられたのでしょうか。

出家について、次回に続きます。

 

 

 

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